
こんにちは、キャリアコンサルタント三上です。
門出の言葉よろしく『働く』をテーマに私がキャリコン歴16年で導いた答えと激変の世の中をこれからどうのように生きていくかについてお話したいと思います。
◆仕事が大嫌いだった
身もフタもないこと言うと昔から労働が嫌いでした。
病的に気分屋で面倒くさがりは私は、
・どうすれば楽をして生きられるか。
・どうすれば挑戦しないで逃げ続けることができるか
ばかり考えていました。
もちろん若い頃は、周りみて焦り、将来考えて不安になって大学受験をしたり公務員試験受けたり、某有名ブラック人材業界で働いたりもしました。
けれどやっぱり違いました。
違った、というよりも無理していた、だからメンタルを崩してドロップアウトしました。
昔から誰かに言われて動くことが苦手だったのは仕事でも同じで、それを確信したのが大学職員への転職でした。約1000倍を勝ち抜いて転職した超ホワイト高給な大学職員を辞めるくらい私には誰かと協力しながら仕事をすることが不向きでした(多くの学びがあったので悔いはありません)。
今でさえ、自分のペースで就活・転職支援をさせていただいておりますが、好きでもない仕事や嫌いな先輩上司と1秒でも同じ空間に居たくない。 自分の人生の限られた時間には貴重な価値があるからです。
◆働くことは生きること?
キャリアコンサルタントとして以前は 『働くことは生きること』 と信じていましたが、この価値観は間違いでした。
今は、『気分次第でラクして生きること』 が自分らしくしっくりくるし、何一つ予定が入ってないことが幸せです。
仕事は、音楽やスポーツに向き不向きがあるように 「その仕事が好きでたまらない」ならやればいい。
嫌いなら家でゲームやネトフリや推し活や動植物と戯れていればいい、息さえしてればいいと思っています。
つまり、 「今の仕事がたとえ無給でも働きたい!と思えないなら辞めればいい」という考えです。
・甘い、みんな我慢してる
・働かざる者食うべからず
その「みんな」って具体的に誰ですか?
働かない人は生きる権利ないのですか?
私はおかしいと思います。
これが自分にとっての明確な価値基準であり就活・転職アドバイザーを16年やってきて出した最終的な答えであり真実です。
仕事やお金が無くなる不安は全てマボロシなのです。
人に優しくありさえすればそれでいい。
◆通勤が嫌いだった
そして、好きでもない仕事と同じくらい通勤がストレスで乗車たった10分なのに人に挟まれる事がシャレにならないほど耐えられませんでした。 加えて、
・スーツ無理
・ネクタイ苦しい
・革靴きついしカバン重い。
何もかもが私にとって窮屈でした。
ある日、
「仕事も通勤もしんどい鎧を脱ぎ捨て自由になりたい」と冗談交じりに同僚に話すと笑われました。
そんな性格なものですから、4回転職して3回無職にもなりました。そして、何一つ無駄な経験ありませんでした。
◆変わらなければならないのは「みんな」
激変な世の中において、 「個から変わっていく」とは、自分に素直になるってゆー極めてシンプルなことであり全然難しい事ではありません。
大企業とか組織のピラミッド構造はとっくに崩れていて、既存の枠組みも常識も通用しない。
・どうやって食べていくの?
・通勤ムリって社会不適合だよね
周りの反応はどうあれ、
・自分がどんな人生を望んでいて
・限りある時間を使ってこんな風に人や社会の役に立ちたい
と思って実践することがストレス無く自分に正直に生きることだと考えています。
私は、就活・転職希望の相談者にいつも最初に聞いていました。
「本題の前に、本当に働きたいと思ってますか?」
私が変わってる人なのではなくて、変わらなければならないのは皆さん一人ひとりです。
このまま変わろうとしない大多数の人たちは正直生きづらいと思います。
N年後には、
「え、おじいちゃんの頃ってスーツ着て会社ってのがあって電車に乗って仕事してたの?!」
という時代は必ず訪れると確信してます。
それでもやりたくない仕事まだやりますか?
本当はどんな人生を望んでいますか?
自分の心に素直に正直に。そして新生活、無理せず自分らしく頑張ってください(^^)/
キャリアコンサルタント三上雄也