30歳以降のキャリア形成論~専門性より大事な〇〇力~

 

こんにちは、キャリアコンサルタント三上です。
専門性を磨いて持続可能な人材として活躍したい、そんな方に向けた今日のブログです。
◆気づけば30代に、けれど専門性がない…
20代までは勢いと愛嬌でとにかくがむしゃらに突っ走り、失敗を重ねながら先輩や上司から師と呼べる方や相性のいいメンターを見つけてワザを盗み獲得していくことで成長し、必死に食らいついてきた方が多かったはず。
そして、気がつけば30歳を超えていた。
かつて転職するなら20代までとか、転職市場の最高値は20代後半と言われていましたが全くそんなことありません。
全然いけます、ただし条件があります。
◆30代以降は専門性が求められる?!
20代までは未経験でもITに飛び込めたり経験職種や事業領域を超えた挑戦が可能でした。
しかし30代以降は、その分野・領域において身につけたスキルや専門性を活かすことができなければ門戸やは狭いという論調が主流ですが、少し違うと私は思います。
たとえば
・法人営業してきたから折衝・交渉力や提案力に自信がある
・事務職をしてきたからミスなく迅速的確に業務を遂行できる
・IT分野でコーディングしてきたのでプログラミング能力が高い
などありますが、それだけでは必要十分とは言えませんし本気でDX(デジタル変革)を推進すればホワイトカラーの8~9割以上は消えます。
変化が早い中で資格の勉強に走ってしまうのも労力対効果が何となく悪い。
また、
「私にはこんな専門性があります!」
とアピールしてもなかなか人事には刺さらないというか、その人事でさえ組織の中で部署異動を繰り返しいしている総合職ですので専門性は身についてません。
結局、日本組織に勤めていく以上専門性を磨き極めることはほぼ困難であり、その必要もないと私は考えます。
じゃあどうすればいいか。
この人と働きたいと思える人間性にくわえ、
・どのような信念体系や価値基準でものごとをとらえキャリア形成していきたいのか(就活の軸)
・仕事を通じてどんな理想の社会を実現していきたいのか(企業理念とビジョンのすり合わせ)
・それはあなたにしか生み出せない価値なのか(人間性をふくめた固有の強み)
です。
自身が目指す先と企業の見ている方向性(ベクトル)がなんとなく合っていること。
そして、それをきちんと自身の人間味ある言葉で簡潔に伝えること。
つまり、私が考える最も重要なスキルは
「文章化・言語化能力」=国語力だと思います。
自分の経験を棚卸しして、何度も何度も推敲して深堀りして「先ず自分の言葉で表現する」こと。
これは、コミュニケーション能力にも置き換えられますがもっと根源的・本質的な日本語を正しく使い伝える力です。
◆営業現場の経験生かして商品企画?
例えば、とあるメーカーのコーポレート部門の企画職に応募するとします。営業の現場経験と身につけたマーケット感覚で商品企画・開発に携わりたいとあなたは考えている。
しかし、どれだけ熱心に伝えてもマーケティングセールス能力が商品企画に活かせて再現可能なのか不明ですし、やはりまだまだ年齢で線引きする古い企業も多いので特に30歳を過ぎると経験者が優遇されることも事実。
そもそも、現場経験を生かして商品企画がしたいという日本語が論理的に飛躍しているので国語的にどうなの?と私が人事なら思います。
それならば、現職でより実績を積んでコーポレートに引っ張ってもらうための人脈づくりをしたい方が早いし、転職先で活躍したいなら間違いなく営業職からだと感じます。
そこで、30歳(30代)以降の転職希望の皆さんにはぜひ、何度も以下を自問自答してほしいです。
・どのような価値基準や信念体系なのか
・なぜ転職という選択でキャリア形成したいのか
・何を実現しそれは現職では実現不可能なのか
・代わりのないあなた固有の提供価値は何か
私は、文章化・言語化が大事だとずっと伝えてきました。
面接対策においても、先ずこのようなあなたの価値観や今後の方向性や活かせる強み(それはたとえ高度専門的なものでなくても)を整理して自身の言葉にしてください。それこそがあなたにしか出せない強みであり魅力なのです。
借り物の文字や言葉ではなく、あなた自身の経験や人間性にひもづいた国語力で、あなたが先方に加わることでどのような利益やメリットを提供できるのか臆せず自由に表現してください。
◆さてどの航路を進んでいこうか
20代までは、ご存知のようにキャリアも人生もぶっちゃけた話、何一つコントロールできません。
そこで、若いうちは抗えない川の激流にボートが転覆しないように何とかバランスとりながらオールを漕ぎ続けていい意味で流されておく。
そして、ある程度すると川の流れがやや穏やかになり自分自身のこれまでを振り返ったり、周囲を見渡したりする余裕も出てくる。
さらに、川がだんだんと太くなって行き着く先には当初の予想を遥かに超えた広大な海が景色が広がっている。
30代になった今、あなたはまさに羅針盤のない広い海に出たところです。どのような考えでどのように航路を進めていくのかは自由自在。
まったく予測不可能で思い通りにならないドラマだからこそ人生は面白い。一度切の人生、失敗を恐れずどんどんチャレンジして年齢に引っ張られることなく堂々と信じた道を進んでいきましょう。
悔いのない転職活動を応援しています。
byキャリアコンサルタント三上雄也
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