【コロナと就活】自分の人生ついてないな…は大逆転できる

こんにちは、キャリアコンサルタント三上です。

 

平成4年(1992年)生まれは悲劇の世代?
時代の大きな流れや波のような大きなうねりの中では、どんな人もあらがうことができません。

 

皆さん「平成4年(2020年で28歳の世代)生まれは悲劇の世代」と聞いたことはありますか?

『平成4年の代=ヘーヨン世代年表』

1992 誕生

生まれたと同時にバブル景気が完全に終了

翌93年から就職氷河期突入
 

1998 小学校入学

同時にゆとり教育開始
 

2008 高校入学

脱ゆとり教育開始、義務教育9年間をあっさり覆される
 

2011 高校卒業&大学入学

東日本大震災

震災の影響を受け各地で式の自粛

高卒の就職率も過去最低に
 

2013 成人式

全国各地で大雪大荒れ

とまぁ、節目節目に災難が重なってしまった世代です。

ゆとり世代…1987年〜2004年生まれ。さとり世代と別称もありますが、分かりやすく今回はネガティブなイメージが常につきまとってきた「ゆとり世代」という表現で統一。

 

しかし、大卒を想定した就活時期が不遇だったかというと、そうでもありません。

 

彼らは2014年(15卒)に就活をするのですが(院卒は2016年17卒)震災からの復興の波とともに有効求人倍率は少しずつ回復基調でした。

そのため、求人倍率が1%を切っていたロスジェネ世代の代表である2000年に大学を卒業した方々(2020年で42歳になる世代)の「超氷河期」を食らった不遇に比べれば、全然マシです。

ロストジェネレーション世代の略。就職氷河期だった1993年〜2005年に就職活動をしていた世代。苦労世代、貯蓄世代とも呼ばれる。フリーターという言葉も浸透。

 

<参考>リクルートワークス研究所

https://www.works-i.com/research/works-report/item/200806_kyujin.pdf

 

本当に辛かったのは1987年生まれ?(2020年で33歳)

とはいえ、92年生まれが不幸世代というのは早合点です。

これまで15年でのべ3万人以上の就活・転職を支援してきた私の経験上、彼らの苦労が最も身につまされたのは、2020年で33歳を迎える1987年生まれの世代です。

 

 彼らは「ゆとり第一世代」と呼ばれています。

がっつりゆとり世代の92年生まれとは違い、義務教育の最後の1年間(中3の時だけ)しかゆとり教育を受けていないのにゆとり代表のように扱われ、企業入社時には「初めてゆとり世代が入ってくるぞ」という色眼鏡で見られました。

 

また、ぎりぎり最後の昭和世代でもあります。

平成っ子=ゆとり世代的なイメージが根強く、また平成の彼らの横の団結力も強い中、昭和世代と平成世代達の狭間で、どちらにもその心の拠り所を見出せず、時代に翻弄されます。 

 

そして就活へ

彼らは先輩たちから「就活全然よゆー、最終面接も全通(全員内定)だったよ」と聞かされ、

あぁ、良かった~自分達の就活は少し余裕を持って取り組めそう」と思っていた矢先に起きたリーマンショック。

雇用情勢は一気に冷え込みます。

 

あの当時の、大手を中心とした「採用人数のえげつない大幅な削減」には非常に驚かされました。

多少影響を受けるだろう、どころか、採用が昨年比5分の1、10分の1、あるいは採用しない、という企業が続出したのです。

(今のコロナショックによる就活の冷え込みレベルではありません、内定取り消しも社会問題化しました。)

 

もう少し待てば雇用が回復するかもしれないと考え院進学を選択した学生も多かったですが、そのわずか3年後に発生した東日本大震災。

ちなみに、リーマンショックが採用戦線を直撃した2010年卒(1987年生・33歳世代)から2013年卒(1990年生・30歳世代)までの3年間を「新氷河期」と呼ばれています。

 

2012年末から第二次安倍内閣が発足して以降、企業の雇用に対する意識にも変化が現れ、就職・採用戦線も好転し、足元の雇用も回復。

2014年卒(2020年で29歳)から20年卒(今年23歳)に至るまで上昇トレンドです。

 

不景気は不幸なのか

生まれ年は選べませんし、確かに、自分の世代の就活時に雇用情勢が悪いよりは良いに越したことはありません。

実際、新卒で就活を行う日本の雇用慣行を鑑みれば、全国約40万人の職業人生に影響を与える一大イベントの時点で、景気か不景気かで入れる企業のレベルが変わってしまうとのは完全に「世代間不公平」を産んでいます。

 

しかし、貧乏=不幸ではないのと同様に、就活時に景気が悪いから不幸なのかと言うと決してそうではないです。 

確かに、入社可能性の門戸が不況によってその選択肢が狭まってしまうのは悔しいですが、

 

「よーいドンで始まり就活生の皆さんにその時点で与えられた環境は、公平・中立なもの」です、少なくとも今の日本は。

 

そして、自分より遥か高レベルの大企業になんとか滑り込んで入っても、実力・能力次第では全く職種も配属も優遇されず、幸せになれるとは限りません。


それどころか、自分と比較してハイレベルな同輩や後輩に超絶プレッシャーを感じ、要求されるレベルの高い仕事に苦しみながら仕事を続けていく=背伸びした自分を演じ続ることにはいつか限界がきます。

 

・今の環境でいかに知恵を絞りしなやかに生き抜けるか 

・個性を発揮できて本当に活躍できるのはどんな働き方か

 

 コロナ渦において就活・転職戦線でツイてないと嘆くのではなく、苦しい時こそ好機と捉え、楽しく自分らしく試行錯誤する。

そのプロセスこそ、精神の支柱を鍛えていくと私は思います。

 

世代間不公平に苦しめられた33歳のその後

ゆとり第一世代と言われ、新卒入社した彼らも早いもので33歳。

新卒就活で納得の大手に入れなかった彼らの活躍は目覚ましく、転職市場でも引く手あまたです。

私が15年、就活・転職支援をしている中でも(もちろん人によりますが)今年30歳~33歳世代は強い=経験から学ぶ力が高いと感じます。

 

今がどうであれ今後どうなるか分からない。

2020年は、最後に笑ってゴールテープを切る途中。

それに向けて知恵を絞り適切な努力をすれば道は拓けるので、既存メディアのネガティブなあおりや印象操作に振り回されず、しかめっつらではなく日々機嫌よく笑って過ごしましょう。

 

1987年(今年33歳)生まれの彼らが証明してくれているように、人生はいつでも&死ぬまで逆転可能なのです。

 

#コロナ就活 #コロナ転職 #コロナショック #就活 #転職 #面接 #インターンシップ #22卒 #23卒 #キャリア #キャリアコンサルタント #人生逆転 #ついてない #就職活動 #転職活動 #就職氷河期