【企業研究(飲食・小売業)】ニトリとサイゼリヤが勝ち続ける理由。

こんにちは、キャリアコンサルタント三上です。
今日のテーマは印象・小売業界の企業2社比較です。
◆ニトリとサイゼリヤは決断と実行力が高い
両社に言えることは、「決めたらすぐやる」です。
マーケットが期待する価値を仮定し、適切なタイミングと内容でスピーディに提供していると感じます。
◆ニトリ最大の強みは「売り場の体験価値」
IKEAの北欧感覚にひと昔前は目新しいさからくる感動やワクワクがありましたが、高い割には作りは普通、組み立て面倒、アフターフォロー皆無的な「外資の悪いところ」が目立ち始めた頃からニトリに顧客を奪われている。
ニトリは日本的な消費者視点をふんだんに商品開発に取り入れ、品質・デザイン性が高いのでやはり「お、値段以上。」
Forever21が撤退してH&Mが残っている理由にも重なります個人的に。
魅力のすべてが計算された配置と導線、つまり売り場の中にわくわくが全て詰まっています。
◆サイゼリヤの「変なマスク」もきっと戦略
一方サイゼは「人さまの口に入るもの」を提供している以上、時間をかけて安全品質メニューを保証し、あとは徹底して独自路線を貫く印象。
8/7に投下した食事用マスク「しゃべれるくん」も(いい悪い置いといて)話題になったり、価格末尾を00円や50円などに統一するなど「細かいお家芸PR」がタイミング的に上手。
(未だに現金主義なのはさすがにどうかと思いますが…。)
◆ニトリは「接客」、サイゼは「投資」が課題
もちろん課題はあります。
ニトリは質×スピード×タイミングのバランスがいいものの、「従業員の顔が一様に死んでる」ことが気になります。
忙しいそうに動き回る店舗マネージャーは、新商品の棚替えに険しい顔で、後ろに立っているお客様に気づいていない。
消費者とダイレクトに接点を持つ売り場の体験価値を提供するサービス業として「接客が微妙」は致命的になります。
また、サイゼは独自性や目新しさがある種のお家芸がわくわくしますが「積極的な攻めの経営」をしているわけではありません。
無借金経営が売りでしたが、無借金=優良企業ではないので、消費者の心や味覚にいかに訴求できる感動体験を提供できるかは課題ですし、独自性に自己満足しているとガラパゴスケータイ的に市場から退場します。
オンラインが常識となる文脈の中で、今や動かなくてもあっという間に繋がり、会話し、会議し、買い物をする時代。
数年前までは飛行機や電車の競合他社がSkypeやzoomになるなんて想像しえなかった。
これまでの成功体験をいったん取っ払い、コスパとか損得といった相対的価値ではなく、
「その人・とある一人にとってはものごい価値」という絶対的価値の仮説検証がカギになると私は考えます。
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