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【第2回】コンサル業界の今とこれから(2/2)

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
これからの社会に求められるコンサルは、専門にとらわれない自由な発想と統合的知見から新しい価値を創造できる人だと思います。
◆コンサルファームはどこへ行く
既存の基幹システムも、とっととオープンソースでデータもクラウドに蓄積すればいいののですが、企業はレガシー(遺産)に巨額投資をしているので、レガシーをレガシーに置き換えるという形でベンダーもコンサルも事業会社も、それぞれの既得権益を死守していました。
また、コンサルは顧客の社内リソースだけで回らない仕事を請け負う業務代替の側面と、ビジネスを根っこから考え提案するアドバイザリーという「余計なお世話」商売なので、顧客が全て自前でそれらリソース(人・モノ・情報等)を準備できれば不要となる業界。
「それ、本当に必要ですか?」という根源から問えるかどうか。まさに産業の転換期だと思います。
◆リーダー不在で皆でスピーディに
各社、クラウドやDX(デジタル変革)などの成長戦略で、業界の垣根を超えたM&Aを国内外で積極的に進めています。
IBMやアクセンチュアが電通や博報堂と競合する時代ですから、業界や事業領域という概念自体がそもそも時代のニーズに追いついていないのかもしれません。
また、企業単位からプロジェクト単位でスピーディに行う形態もますます増加。
プロジェクトに対し、受注から企画・設計、コーティング、アプリ開発、WEBエンジニア、UI/UXデザイナーなど、皆が別組織やフリーランスで、それぞれの得意を持ち寄って短期スパンで完遂させる。
大規模案件受注は、大手コンサルファームが中心かもしれませんが、発注者はクラウドファンドで市場からダイレクトに資金調達も可能ですから、リーダーすら不要になるかもしれません。
◆技術・ビジネス+「面白さ」
個が活かさせる世界では、技術力やビジネスマネジメント能力のみならず、「面白い発想ができる人」が求められるなかなと思います。
例えば、
「花を咲かせるプロジェクト」なら、
立地選定、種まき、土壌改良、水をやる、花の大きくするなど専門家集団が寄り集まって事業(花)を大きく成長させるため、やはり自己投資して強みを磨くことは大事かと。
加えて、この企画をいったん持ち帰り、
「(花じゃなくて)ホタルのすみか作りませんか?」とか
「(花じゃなくて)パクチーを育てませんか?」
という、全く別のアプローチで着想できる面白さや、ユニークな発言ができるかどうか。
AI活用による生産性向上により、人にしかできない幅広い専門知識・教養に裏打ちされた包括的な視点から、多様な選択肢を提案できるコンサルタントこそ、不確かな社会に必要とされるのではないでしょうか。

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