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面接対策とコミュニケーションについて

こんにちは、代々木キャリアセンターの三上です。
【新卒・既卒向け】面接対策とコミュニケーション
■うまく話すことが正解でない
私は、面接対策サービスの中でも「面接練習(模擬面接)」を推奨していません。
ビジネスとしての需要はありますが、話す以前に「読む・書く」といった基礎が伴っていないと本末転倒だからです。
また、一般的に模擬面接は「相手にどう見られているか(あるいは正確に伝わっているか)」といった、印象や話し方のアドバイスに終始しがちで、「論理性にもとづく能力評価」という本質からそれて、手段が目的化しているケースが否めません。
うまく話せない、思っていることを言葉にするのが苦手、といった相談を受けますが、よどみなく流暢に話せることが正解ではありませんし、逆に口ベタでも内定は得られますので大丈夫です。
■経験に裏打ちされた仮説思考
こうすればいいとか、これが求められているというアドバイスは簡単ですが、それは双方にとって短期的な利益です。
目先の損得だけ教えたところで個人ためにならないどころか、長い目で見たらかなりのデメリットになります。
そもそも、何が正解かを探す行為が不正解で、トライ&エラー(仮説検証)の中で改善・修正を加え次に活かすしか早道ありません。
なぜなら「経験に裏打ちされた仮説思考」は、答えを探すだけの思考では身に付かないからです(日本的教育が根源なのですが…)。
もちろん、文章が苦手で書くより話す方が得意、あるいはLINEやメールが面倒だから電話した方が手っ取り早いと考えるビジネスパーソンは多いですし間違いではありません、人それぞれですので。
ただ私個人的には、電話という自分のペースで人の時間を奪う行為は、相手の立場に立っているとは思いません。(メールが正解という意味ではありません)
■基本に忠実に心から想いを届ける
つまり、勉強やスポーツ同様、就活・転職活動も「基礎・基本が大切」。
食生活を改善しない限り、パーソナルトレーナーに大金を払っても効果がでないのと同じです。
キャリアコンサルタントは本来、体質改善の手助けはできるものの処方箋は出せないのです(そもそも存在しません)。
コミュニケーションの本質は「心から想いを届ける」ことにほかならず、印象や話術といった表面や枝葉のテクニックではなく、読み・書きといった基礎固めはもちろん、その前提の姿勢として「信頼し得る誠実な人」か。
例えば、宜しくお願いしますやありがとうございますといった挨拶や、時間・約束はきちんと守れているか(報連相もそうです)。
面接は「論理性に基づく能力評価」が本来の目的ですので、話すことが苦手でも不器用でも構いませんから、ご自分の言葉で一生懸命伝えること。
「心を届けるその真剣な想い」こそ、熱意として伝わる個人の最大の武器ではないでしょうか。
少なくとも私はそう思っています。
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