これからの社会に求められる「国語力」

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
■留学もスタバのバイトも飾りに見えてしまう?
得られた知識(読む)や経験から学んだことを、文字化(書く)、言語化(話す)の素養が伴ってこそ、不確かな社会で強く賢く生き抜くために必要なものだと考えています。
英語力も、プログラミングも確かに武器にはなるものの、それだけでは変化の激しい社会に対応できない思います。なぜなら、翻訳もプログラミングも、テクノロジーの進歩によってすべて解決してくれると予測しているからです。
また、少し前までは、英語やプログラミングができればわりと大手はじめ求人も多く存在していましたが、基幹業務以外の事務やSEなどのルーティン業務に関しては、数理に強いインド人や、労働単価の安いフィリピンや東南アジアの人々(もちろん彼らは皆、英語を話せます)に置き換わっているのが現状です。
目的意識をもって課題に取り組んだり、語学力や金銭報酬以外の何かを得るために、主体的に取り組む姿勢が無ければ、留学もスタバのアルバイトも単なる飾りとして人事に見透かされます。
■「読む・書く」が基礎であり基本
決められた仕様に沿って決められた方法・工法で業務を進めることはできたのは、近代化・工場化が進み産業革命が起きて以降、ブルーカラーから事務系ホワイトカラーが主役になったIT革命前夜の2000年頃まで(20世紀まで)だったと考えます。
また、就活生には、何度も就活にも社会にも正解は無いと伝えていますが、高学歴な人ですら回答を求めてしまうのが、自分のアタマで悩んで考えて判断する以前に、「問いを立てたり自分なりの仮説や解釈を持つ」練習が不足しているからだと思います。
問いを立て、解釈を持つための読解や判断力、物事の本質らしきものを洞察する力は、その前提に「読む・書く」がきちんと備わっていなければ厳しくて、結果的にアウトプットされてもなんだかぼんやりしていて分かりにくい人という印象を受けます。
就活生の特にESを見ていると、例えば結論ファーストになってなくて前提条件や定義、概要、理由ど余計な説明が冗長で、結論にたどり着くまでに時間がかかったり、具体的ではなく抽象的な表現で伝わりにくかったり、精神論で終わっていたりすることが往々にしてあります。
何かを考案したり、企画したり、新たな仕組みをつくる人にしかできない仕事で成果を出すにはやはり、文章化(読む・書く)の基礎が伴ってこそだと思います。
■まず読む、そして書く、最後に話す
そこで、本の量よりも斜め読みでもいいし、がむしゃに勉強して解を導く勉強よりも、TwitterやYouTubeから目と耳で感覚的に吸収した方が国語力は鍛えられるかもしれません。
そのため私は、対面で面接対策を希望する方に先ず、「重要質問10個を、各300字(話すと約1分)で作成してみましょう」と文字化を提案します。そのことで、結論や起承転結や具体的な行動事実が明確となり、アタマの中で理路整然となり、アウトプット=言語化して話す際にも簡潔で聞きやすい内容になると考えているからです。(実際、だいぶ変わります)
自分なりの物事に対する見かたや捉え方といった自己概念や認識を明確にしたうえで、その概念や解釈を文字化(書く)、言語化(話す)にまで昇華される訓練をしてこそ、判断力や読解力(相手の意図や物事の本質を読み解く力)につながるのではないでしょうか。
AIに出来ないことは、相手の真意を洞察しその認識を変えること。
相手の認識を変えるためには、分かりやすく自身の認識を示すこと。
自分なりのやり方、方法を発見し、どうすれば文字化・言語化が鍛えられるか色んなものにトライしてみてください。

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