「AI面接」はメリットだらけという話

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
■一次面接で「AI面接」導入は進む?
就活において、面接官が人に代わって一次面接を行う「AI面接」についです。
(参考)場所と時間はあなたが決める!AI面接サービス
AI面接 SHaiN(シャイン)を簡単に説明すると、
・24時間365日、自宅で面接が可能
・未来(志望動機等)より過去(行動事実)を深堀り
・100問超、60分以上と比較的長い面接
・表現力やストレス耐性までもチェック
そこで、メリットを受ける主体を「就活生」にして考えます。
(1)「何となく嫌い」という理由で落とされない
AI面接は面接官の「主観」が排除され、客観的な視点で評価項目に基づき判断します。
採用経験の浅い、素人に近い現場社員との相性や好き嫌いで落とされるという理不尽なことが起きません。
自分と似ている人に好奇心を抱く「類似性効果」や、高学歴やコミュ力の高さなど、際立った特徴に引っ張られてしまう「ハロー効果」などの無意識なバイアスや思い込みを一切排除してくれますから、安心です。
私が就活生でもし一次落ちしたら、
・もしかしてあの若手人事との相性悪かった?
とか、
・俺がFラン大学だから?
など考えてしまうのですが、このような「なんで落とされた?」といったモヤモヤがなくなるのはメリット大です。
※ただし、AI面接は採用の合否を決めるものではなく、あくまでも受検者の資質を判断するものです。最終的には先方の人事が結果レポートを材料に合否判断するという点はおさえるべきポイントです。
(2)自宅でリラックスして受けられる
面接会場でへたに緊張して実力を発揮できないのであれば、自分のコンディションの良い時に、自分のペースでしかも交通費もかからない自宅で受けられることは、欠点より利点の方がはるかに上回ると考えます。
また、過去の行動事実をじっくり思い出しながら、質問に対して結論から簡潔に、緊張しないで回答できれば、リアル面接以上に実力を発揮できる人の方が増えるのではないでしょうか。
ただ、部屋が汚い、背景が雑、パジャマ着、水がぶが飲みながらなどリラックスし過ぎは注意です。
AIとはいえ感情(表情、表現力、瞬発力)やマナー(態度や清潔感)は見ますので、「画面の先に面接官が居る」と想像をしたうえで、きちんとした身だしなみで臨んでください。
■「尋問」みたいで「愛嬌」はジャッジされない
就活生にとって大きく2点、リアル面接と異なる対策が必要です。
1.相づちないまま60分以上質問される辛さ
個人的に、これが一番きついなと感じます。会話はキャッチボールと言われるように、双方の相づち、目線、うなづきなど何らかのリアクションがあるから良好に成立しますね。
反面、AI面接は「そうなんですね」とか「はい、ええ」といった相づちが無いので、機械的かつ長時間、質問にひたすら回答する忍耐力が必要です。
また、学生時代に頑張ったことなど過去の行動事実を深堀りされるので、「詳しく」「具体的には」「もう一度教えてください」など、無機質にとどんどん突っ込まれます。
会話というか「尋問」のようですね。
2.「人当たりの良さ」は評価されない
相手によって、このタイプ人事ならこう演じようとか、相手の性格によって表現を柔軟に変えるタイプにとっては厳しいかもしれません。AIは「相手の懐に入る」ような、愛嬌や人あたりの良さは排除するため、コミュ力高くて、ピンチも笑顔で切り抜け、うまい具合に世渡りしてきた私のようなタイプは注意です(笑)。
とはいえ、やはり「基本に忠実に」が鉄則で、近道はないです。
AI面接だからと構えるのではなく、姿勢や身だしなみをチェックしたうえで、「結論ファーストで簡潔かつ具体的に回答する」という当たり前のができるよう事前準備して堂々と臨みましょう。

 

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