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コーピングとレジリエンスと心強さと

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
コーピングとレジリエンス
心理学に「レジリエンス」という用語があります。
簡単に言うと、(環境)適応能力、復元力、回復力で、人生における壁や困難に直面した時に、バネのような弾力で、自身でその外的圧力やストレスを跳ね返すような力のことです。
似たような用語でストレスに対する「コーピング」というものもあります。
ストレスコーピングは、自身でストレスに対処対応できるか、自身でコントロール可能かという点に着目しているのに対して、レジリエンスはそこからさらに回復して学びを得て、より高く強く先を目指すものとイメージできます。
■レジリエンスは後天的なもの?
誰しも、日々様々な壁や困難、不安や悩みやストレスがあると思います。
そんな時、どのように気持ちを整え、活力を見出し、次の一歩を踏み出すのか。
背が高い人と低い人がいるのと同じで、楽観的と悲観的は、脳科学的に生まれ持った脳の性質なのかなと私は考えています。
ただ、ネガティブで悩みがちな人だとしても、その不安の渦の中でぐるぐる回っているだけの人も居れば、そこからどのように現状を打破し、次に進もうか前向きにソリューションを考える人も居るなと感じます。
その意味で、心理学のストレスに対するコーピング能力は先天的な脳の特性だとするなら、ストレスや困難から抜け出すために知恵を絞り助けを借りながら、前向きな思考でアクションを起こすレジリエンス能力は経験から得られる後天的なものなのかなと、個人的には位置づけてます。
そのように仮定すると、私はもともと超ネガティブなので、ストレス耐性・コーピング能力は未だに低く、もろく傷つきやすいです。
しかし、起きた事象から気づきを得て、他者の言葉に素直に耳を傾けて、自分なりに消化・吸収し、今後に活かそうと行動するレジリエンス能力は高いと感じています。
何がいいとか悪いではなくて、自身の特性を客観的に把握しておくことが大事だと考えます。
■トラウマもコンプレックスも超えて
とはいえ、引きずらない方がいいと分かっているものの、
・もっとこうしておけばよかった
・あの時もう少し冷静でいたのならば
・やり直せるな戻って最初からやり直したい
みたいな感情は、元来ネガティブなので今も強く心に刻まれます。
それが脳にこびりついて蓄積していくと、過去の鬱屈した想いや負の感情がトラウマやコンプレックスになっていくこともたくさん経験しました。
ただ、歳を重ねるごとにレジリエンス能力。つまり、出来事から何かを吸収し、気づきや学びを得て、次に活かすといった力というか「うまい体(たい)のかわし方」みたいなものが高まり、磨かれていくので、結局そうやって人は強くたくましくなっていくものなのかなとも実感してます。
悩みの正体を前向きに解釈すれば、嵐の前の静けさ的な、「自己成長の準備段階に居る」ととらえることもできます。また、その過程では、時に人に助けられ支えられ、あるいは自然な時の流れや、お酒やスポーツが解決してくれることもありますよね。
自分らしくあるために、悩みや不安の渦に飲まれることなく、常に気持ちをニュートラルな状態にしておく。
そのためには、
・今まで超えてきた自負
・自身のコントロール外の人や環境への期待を排除
・コーピングorレジリエンス能力を鍛えること
が有効だと思います。
日々を意識的・客観的に自分を観察して生きることで、目の前の壁を力強く乗り越えていく。
ネガティブな感情にフタをすることなく、過去のトラウマやコンプレックスさえもバネの材料にしてしまう。
過去は変えられませんし、引きずらない前を見る生き方が健全なのは明白なので、そのような心の在りようでいたいです。

 

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