就活の王道は「信用できそうか」

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
■顔が見えない人の言葉は刺さらない?
常に批評や批判を受ける著名人は大変だなぁと思います。
ダルビッシュ有さんが先日、Twitterでこのように発信していました。
本文のまま掲載
"コミュニケーションの本質はリアルと変わらないはずなんで自分の意見に説得力を持たせたいのであれば実名、職種などを晒す方がいいと思います。やはりいい意見かどうかは、相手がどういう人でどういう経験をした上でその意見を言っているのかってところも判断基準になるはずなので。"
(2020/2/18)
これ、私も激しく同意です。
しょせんTwitterじゃんという意見も分かりますが、絶対じゃなくて判断の「基準」になるってのがポイントかなと。
特に、就活生はSNS上で匿名のやりとりがメインかもしれませんが、ビジネスの基本はコミュニケーションであり、コミュニケーションとりわけ日本的組織においては、相互理解や信頼、尊重が前提にあって然るべきです。
もっと簡単にいえば、背景や立場が見えない人の言葉っていまいち信用に欠けて直感的に入ってこないんです。
昨今の副業ブーム?で、私の仕事(ES添削)領域にも、匿名の出品者(売り手)さんが多く存在します。
私が就活生ならその出品者が、
・どんな名前や顔で
・どんなキャリア(経歴)を歩み
・どのような経験を積んできた人なのか
で、出品サービスを選びたいです。
別に、メルカリで服買うとか、食べログで店選ぶ位なら☆の数や高評価で選ぶのでいいですが、
「個人の人生を左右する仕事で、顔や実名を出してない人の説得力や信用性はかなり低いな」と、私なら考えるからです。
同じ意味で、企業の経営者トップがHPにビジョンやミッションと共に写真を掲載しているかも必ず見ます。
生きざまや人となりは顔に出るので。
■ますます試される真相を見抜く力
新卒も社会人も事情があるでしょうから、お客様が匿名なのは構いません。この話の論点は、サービス提供側(売り手)の姿勢です。
そもそも、実名じゃない人はきっと、やましい事情や利権が絡んでるのかなと。
例えば、どこかの組織や団体に所属し守られてるとか、主要顧客との関係性で利益相反の身バレが怖いなど、既得権益を守りたいなど。
ま、生活かかってるでしょうから仕方ないです。
それよりも、平気で嘯く人、欺く人、金儲けしか考えてない人の方がよほど害悪です。
顔出しや実名が正しいわけではなく、偽情報やセンセーショナルな表現で金儲けに走るエセ医者的な、自称プロもたくさん居るので、やはり最後は人間性です。
要するに、信用できるかできないかは、どんな立場の人から何が発信されているか。
また、その意見を裏打ちするに値する知見や経験に基づくものであるかどうかだと私は考えているのです。
ただ、今後はそのようなエセプロや自称コンサルもどんどん淘汰される時代。なぜなら、情報だけではなくその情報に紐づくヒトが価値の源泉になり、消費者に選択されるからです。
一方、就活においては面接でそれら全てを見透かされますから、普段から本音さらけ出して頑張りましょうとシンプルに伝えてます。だから私も、顔も実名も全部出しています。
就活支援は、互いが本音でぶつかり合わないといい結果を出せないんですよね。(返す刀でめちゃ傷つくこともありますが)
就活もビジネスも基本にコミュニケーションがあって、ダルビッシュさんの仰るようにその本質はネットもリアルも変わらない。実名だろうが匿名だろうが、大事なことは相互理解と信頼、尊重が伴ってこそであると思います。
嘘や偽りは信頼を失うのはもちろん、情報の取捨選択が難しいからこそ、その発信元の嘘や、欺瞞や、ポジショントークを見抜けるか。
「なんとなくこの人(この企業、この情報)胡散臭い」という直感や嗅覚がその瞬時に働くか。
信じ込ませるのがうまい、見せ方伝え方が絶妙な人も多いので何とも言えませんが、直感は信じたいし、コインはどちらが裏か表か、真実は誰も知らないからこそ、見極めて判断するという意味のコミュ力が試されるのかなと。
自身が信用されうる人材となるためにも、そして「あれ、この人(この情報)なんだかヘンね」と、互いが違和感を抱かないためにも、少なくとも双方が素直に、正直に(相手にも自分の心にも)ありたいと思うのでした。

 

#代々木キャリアセンター #就活 #転職 #ES添削 #面接対策 #就活・転職アドバイザー