弊社がES作成代行(代筆業)をしないワケ

こんにちは、代々木キャリアセンター アドバイザーの三上です。
■代行サービスは便利だけど…
昨今、「代行サービス(代行業)」がさかんです。
家事や介護、営業やテレアポ、お墓参りや退職代行などほんとうに多種多様。
提供される価値に対して報酬を支払いマーケットが成立するので、「より便利に、より快適に(かつ合理的に)」を追求するサービス業の本質だなと実感します。
私の主な仕事は、就活のエントリーシートの添削(以下ES)ですが、「代行」ではありません。
しかし最近は、本人に代わってESを作成する「代筆業」も出てきていて、サービスとして成立しています。(しかも割と流行ってます)
お客様「文章力が無いので志望動機や自己PRをゼロから作ってほしい」。
サービスをとことん追求するならそのマーケットニーズに本来応えていくべきであるとは思います。
しかし、私はESの作成代行(代筆)はしませんし、お客様からその依頼が来ても全てお断りしています。なぜなら、「本人が自分で考える習慣を放棄してしまうから」です。
思考の放棄(丸投げ)は、正解がない問題を考え解決していく社会を生きるうえで致命的なディスアドバンテージになります。
もっと平たくいうと、社会に出る直前のプレ社会人として、恰好の自己成長の場(=就活)において、手取り足取りサービスという名の甘やかしをすることは、本人のためにならないと思うのです。いつまでも成長しない。
■「あなたはどう思う?」が当然問われる社会
そもそも、就活はコミュニケーション(読む・書く・話す)であり、その人の生き方そのものですから他の代行業と違って100%丸投げ出来ませんし、判断力や思考力を鍛える機会を逃すのはもったいないです。
今後、オフィスワークはその多くが大幅に無くなるため、「私はこう考える」という思考グゼが鍛えられていない人は、たとえ大企業に入れたとしても活躍は厳しい。WEBテストも同様、本人が解かなければ入社後苦労します。
運よく内定を得ても結局その後、社会に出てから本人が苦労し、早期退職するケースをたくさん見てきました…。
仕事では、顧客と直接接点を持つ担当として、先輩や上司から「(人に聞く前に)あなたはどう考えるの?」を問われるからこそ、まずは自分で悩み、考えてほしいのです。
内定をゴールにしてほしくないからこそ、完璧じゃなくてもいいので、まずご自身で調べ、考え、文章作成してほしいです。
■メークアップと整形手術
その文章を、私が丁寧に添削します。
私が、見栄えよくメークアップ(添削)するので、普段あなた自身が行なっている方法で、お化粧や髪のセットの仕方を見せてくださいという方針です。
一方、代筆業者は整形外科医に例えられます。
メークではなく、本人に代わってゼロベースから作成(整形手術)しちゃうってゆう。
ニーズがあるのは事実ですので、それはそれで否定しません。
就活支援サービス業は、広義の意味で人を育てる教育だと考えています。そのうえで、見据えるのは内定獲得ではなく、社会に出てから継続的に活躍している本人の姿なので、この信念は曲げません。
失敗から学び、次に活かす。
実体験から気づきを得て、今後につなげていく。自転車が乗れるようになるのは、柔道
の受け身のように、「上手に転ぶ」経験があってこそ。
私はサポーターですがあくまで脇役で、キャリア形成の主役は本人ですので、経験以外に近道はないことを、就活支援という教育サービスを通してこれこらも伝え続けていきたいと思います。

 

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