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公益性と個性のバランスについて

こんにちは、代々木キャリアセンター
アドバイザーの三上です。
■公益性か個性重視か
クルーズ船に、災害派遣医療チーム(DMAT)の一員として18日に入った神戸大病院感染症内科の岩田健太郎教授(以下岩田先生)が、約2時間で下船させられたあとに、その感染対策の不備や恐怖について動画UPし、その後削除した一連の言動が賛否を呼んでいますね。
そこで、ここ最近私の考える大きなテーマの1つに「公(おおやけ)」と「個(個性)」の関係性とバランスがあります。日本では島国気質たるチームプレイという名の同調圧力や、「和をもって尊し」とか、「みんなで仲良く」みたいな考えがあり、私はそういった考えに違和感があります。
一方、国を形成する一人の国民として、日本人の高いマナー意識や保たれた秩序や安全性もまた、「横に倣えの副産物」であることも、そして、その利益を私自身がしっかり享受していることも承知しています。
また、ユニークな人や奇抜なアイデア、尖った個性や表現が好きで、個性を殺されることに耐えられず、会社という組織から距離を置き独立しました。ただ、組織は嫌いだけど日本は大好きなので、公益性(ルールの順守、相互理解や信用信頼、相手を尊重といった倫理観や道徳心)を担保しながら、柔軟に個性を発揮したいと考えています。
■公と個のバランス
論点を戻しますと、AorBの二元論ではなくて、「公と個のバランス」。
例えば、性別も男女だけで区分けできない絶妙なグラデーションで成立するように、「公益寄り」か「個性寄り」かってことが私のテーマです。
今回のパニック船内において、超一流の感染症のプロが持論を展開し正義を貫いたところで、いやいやそんな正論言われても…ってなる状況も理解できます。それを「組織の論理で貴重な才能が潰された」とか「いかにも日本的だからダメ」ってのは違うかなと。
平時はともかく、非常時においては特に、個は公(調和、相互信頼と尊重)を優先すべきと考えます。
公益性や公共の利益の観点から言えば、あの船内で同じ境遇に置かれたら、まず多種多様なメンバーの中でどうやって成果を出せるか、どうすれば少しでも改善できるか、その最適解を模索したいです。(その議論の中に、自身のアイデアやユニークさ=個性を発揮するという考え)
とりわけ、平時ではなくカオスな非常時における状況・環境においては、どんなに光る才能やスキルがあったとしても、チーム内で個の特性を発揮することは厳しいですし、「個より公益が優先されるべき」と考えます。
そもそも、多層・重層的な複雑な立場や背景の異なる人々という環境における調整能力を、感染症の専門家に求めるは厳しいとも思いますが…。
■公(おおやけ)に存在する私(個)
ただ、やはりこの国で生きている以上、日本人(公を構成する存在)としての自覚もあり、この安全で快適でメシのうまい恵まれた日本に生まれたことを感謝しています。てことでどうやら私は、個よりも公を優先(公益寄り)し、位置づけとして「公に存在する個」という、極めて模範的でつまらないモラリストな日本人なのかもしれません。(ほんと認めたくないけど笑)
また、その意味において、日本って「大いにチャンスのある国」だと思うんです。
つまり、同調圧力で潰されてしまいそうになる窮屈な島国だからこそ、個性やユニークさがより一層際立つと私は考えています(アメリカに比べ奇人変人がよく目立つ笑)。
国や厚労省幹部や岩田先生を否定批判したところで何の価値も生産性も無いですし、私ふくめみんな間違ってて皆正しいのですよね…。そのようなわけで、これ以上日本を嫌いにならないよう、自分の中で「公益性と個性とのバランス」をうまくとりながら機嫌よく生きていたいと思うのでした。

 

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