【業界研究】コンサル・商社・銀行の違い

こんにちは、キャリアコンサルタント三上です。
本日は、コンサル・商社・銀行の特徴についてです。
◆コンサルは「思考屋」
銀行に代わって現在絶好調なのがコンサル業界です。
銀行や商社と違い年功序列ではなくDXという時代の先端に内容がマッチし、若いうちから専門性とスキルを積むことができ実力次第で高収入を狙えるからという理由ですが実際そんなに甘くありません。
実力者は一握りで、新卒入社した場合は概ね20代中盤で疲れ果て、30歳手前で日系メーカーやSIer、公務員など安定志向で転職する人は多いです。また、当然コンサルは事業会社ではなく、あくまで「外側からの支援」になることから手触り感のある仕事が少ない割には業務は膨大なため、コンサルの本業である「365日思考し続けること」が苦じゃない人以外は、その働き方にメンタル不全になる人が最も多いです。(コンサル・商社・銀行業界の中で最も転職が多いのもこれが理由)。
→そもそも、ここまでテクノロジーが進化し便利になったこの時代、コンサルタントが繰り返す「専門性」って必要ですか?
◆商社は「経営屋」
(以前のブログ(5大商社タイプ分析)も参考までにご覧ください)
商社も毎年ランキングを上げています。
コンサルよりも働き方が(良くも悪くもピラミッド構造で)守られている反面、コンサルと違い商社は自らリスクテイクを引き受けながら事業投資先の会社へ現場レベルに入り込み、共に汗をかく手触りのある仕事ができることは武器であり最大の魅力です。
しかし、経営、財務、IT、人事労務といった「何かに特化した専門家集団」ではないこと。また、自身が経営主体となり事業を経験しながらノウハウを身につけていくスタイルですので挑戦マインドや突破力は磨けるものの、「とにかく精神力(と体力)でやりきってしまう力」の方がモノを言う世界かつ最大の非金銭報酬(スキルと経験)である一方、まだまだ年功序列も往々にしてあります。
すごい頑張っていて取引先からもかわいがられているけれど社内政治が下手な人は永遠に昇進できず専門性も身に就かず、情報先取り産業(人材)としての文春的能力と体力と酒に強くなっていく。
→そもそも、商社マンがマーケットに提供している「付加価値」って何ですか?
◆銀行は「情報屋」
命の次に大切なお客様の大切な資産をお預かりする銀行が有する2つの「情」、それは、「情報」と「人情」です。
本来絶対に見ることの出来ない成績表、つまり企業の財務諸表をグリップしており、それを情報源にあらゆる角度から経営者に支援・指導や提案が金融面から可能であることです。バンカーなではという意味では財務分析能力が身につけられ、若造(20歳前半)のうちから多くの社長(経営者)とまさに真正面から向き合う「人と人のぶつかり合い」は三業界で最も多く人情溢れる仕事だと考えます。
思考と身体に汗をかく機会も多く、
「数字や情報分析を基盤に、真面目かつ誠実に人の心に向き合い幅広い経営者サポートを身近で経験できる」
これら多種多様な経営者との出会いが、その後の自身の人間やキャリア形成(非金銭報酬)に影響することは大きな魅力だと思います。
→ただ、数字やロジックを優先した結果、バンカーは果たして人の心にきちんと向き合ってますか?
◆選んだ道を正解にするのは「あなた」
今、社会や産業構造は、明治維新以降150年に一度レベルの大きなパラダイムシフトの真っただ中です。
長きに亘って日本経済や産業をけん引し、経済の血液言われるカネを動かしてきた金融や重厚長大産業から、目には見えないサービス、心、精神性が重視されシフトしていく文脈において、どの業界が生き残るかではなくあなた自身さえブレない軸と気構えさえあれば「どこを選んでも全て正解」です。
悔いのない就職活動を応援しています。

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