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◆今、新卒なら就活をどうするか。

◆今、新卒なら就活をどうするか。

 

無数の分野・事業、仕事内容から自分にマッチする職業を選択することは簡単なことではありません。

 

もし、私が今新卒で就職活動をするなら、

・無形商材で提案力や人間力で勝負できる

・ネットやAIに食われない競争力のある仕事で

・個人の人生に真剣に向き合える専門職

 

というような条件()で就職活動をすると仮定します。

 

そうなると、個人を相手にした専門性の高い仕事としては、金融の中でも信託銀行や証券、あるいは人材業界などが挙げられます。

法人営業であれば、どちらかというと手順やプロセスを重視した着実な仕事よりも、短期的に利益や成果を出せるスピード感のある仕事の方が合っているため、時代の変化にスピーディに対応していき、かつ個人・法人両方とも営業を経験できる楽天、Yahoo、ディーエヌエーやサイバーエージェントなどのメガベンチャーを考えるかもしれません。服装もゆるそうですし、規律や規則にがんじがらめにされる仕事よりは好きです。

 

逆に避けたいのは、インフラ、鉄道、デヴェロッパー、重工業、電気メーカーといった昔ながらの伝統的な産業および、金融業です。

なぜなら、厳格なルールに縛られることと、ミスは許されずに安全性が最重要であること、多くの人間を巻き込みながらチームプレイで仕事をしなくてはならないからです。どちらかというと、ルールに縛られず、ある程度で適当ではったりでも通用し、チームよりも個人で動きたいタイプですので、適当が許されないインフラ産業および金融業は除外されます。

 

また、仕事だけに追われる人生は嫌ですから、化学や素材メーカーのような安定・高給・定時勤務といったいわゆる「ゆるキャリ志向」で探すのもありですが、私の性格上、おそらく早々に飽きると思うので除外されます。

 

活かしたいのは、自分の発想やアイデア想像力で勝負できるような環境ですので、商社やコンサル、広告といった分野も候補に挙がってきます。

しかし、商社やコンサル、広告はアイデアを活かす場面はほとんどなく、取引間に挟まれながら、なんとかやり抜く気力と根性というマインドで常に双方の調整役を担うことが多いので、人と人に挟まれる仕事は避けたいのが本音です。そのような意味で、激務の代表であるこれらの業種はもちろん、取引先の人事とスタッフの間に挟まれる人材業界も除外されます。

 

しかし、実際私は新卒で人材業界を選択し、今は大学で勤務しながらフリーランスのキャリアコンサルタントとして活動しています。

 

もし、人に真剣に向き合った仕事がしたいという軸がぶれていたら、今この仕事はしていません。とはいえ、新卒でキャリアコンサルタントと名乗って登録者の面談やアドバイスをしていても、新卒の若造になんの説得力もありません。

 

◆営業経験は最大の武器

何が言いたいのかというと、若手にとって営業経験は必須であるということです。

お客様(取引先)に頭を下げて、なんとか契約を締結し取引を成立させて、金銭をいただくことの大変さと尊さを知らなければ、人にアドバイスすることなどおこがましいと考えているからです。もちろん、キャリアにおいて営業を経験していない人居るでしょうし、そのような方々のキャリアを否定するつもりはありません。

しかしながら、本題に戻りますと、もし今自分が新卒で、就活をするならば、自分の価値観を大切にしながらこんな働き方をしたいという希望や願望を前面に出してしまいがちですが逆に、

自分が、人や社会にどのような価値を提供できるのかという消費者目線ではなく、供給者目線で世の中を見渡し、自分の考えや良さを重ねていくことが重要である

と考えます。

もらう前にあたえるという発想。

そして、完全に自分の願望にマッチする会社などないという前提に立ち、少しでも自分の営業力を磨くことのできる、そんな20代を過ごし成長できる環境を模索してみてはいかがでしょうか。

 

これから、仕事がどんどんAI技術の進化によって失われると言われています。その中で、求められる人材とは、

 

 

1.正解のない中で根源的な問いを立てられる人

2.DBから統計的な分析力だけではない洞察力と想像力

3.英語力やITや機電系知識など文理の垣根を超えた知識や能力

 

といったものであり、そのベースには、営業としてお客様と直接対峙し、頭もと足をフル回転させながら、高度な提案力と人間力で相手の要求に応えていく姿勢と行動と経験であると考えます。

 

職業選択は人生をかけた真剣勝負です。

一度立ち止まり、将来を見据えてじっくり考えて納得のいく答えを出せるように行動してください。