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街中にキャリアセンターがない理由

 

 

私たちは、いつでも、誰もが、自由で、気軽に足を運べる、みんなのための街のキャリアセンターを目指しています。

 

社会人が頼れる場所がない

しかし、現状は就活・転職支援会社が行うエージェントや、ハローワークなどの「企業(求人)と個人をマッチングさせる」という機関しか存在していないことが実情です。

 

この理由は簡単で、個人に特化し、個人のためだけに就活・転職をサポートするだけでは、金もうけができないからです。一般的に、企業は法人間取引を行った方が、安定的かつ高い報酬を得られるため(非営利のハローワークは除く)、現状の就活・転職サポート機関は、個人に寄り添うという言葉を使うものの、実際に仕事の目先は取引先の企業(法人)を見ています。

 

人材紹介会社(転職エージェント)は企業のためにある

筆者自身、かつて人材紹介会社にエージェントとして勤務していたことら、これは断言できます。

一般的に、就活・転職エージェントの金儲けシステムは、個人と企業(取引先)の雇用契約を成立させた時点で想定年収の3~35%程度を成功報酬として受け取ります。

 

ですから、個人が転職サイトに登録をしたり、人材紹介会社で面談や添削を受けたりしても利用料がかからないのはそのためです。したがって、人材紹介会社も、個人がいかに満足するかではなく、軸足は取引先の企業に置き、いかに多くの個人(人材)を企業とマッチング(結びつけ)させて、就業開始(スタート)させるかといいうことだけしか考えていません。

 

人のためにという想いが強い人が、人材業界に向いていないのも、離職率が高いのもその理由が含まれています。逆に、人生を左右する就活・転職という岐路に対して、ドライに私情を挟まずに、利益のためにどんどん企業に個人を当て込めるような人、おおげさに言えば、人をモノのように扱える人が人材業界では活躍しています。

 

私たちの存在意義

私たちが、街のキャリアセンターにこだわるのも、個人(求職者)のみを相手にしているのもこのためです。世の中には、大学生に向けた就職課やキャリアセンターがあり、受験のための塾や予備校があるのに、なぜ社会人になったとたんに法人の論理にシュリンクされて、企業間の金もうけのために個人の人生が左右されなくてはならないのか。

 

また、個人が一生懸命自分の将来を決めようとしているときに、利害関係のない、100%個人に寄り添ったアドバイザーやメンター、サポーターがいてもいいではないかという考えがベースにあります。しかし現状は、社会人にとっての転職のサポーターは、利害関係ががっつりある転職エージェントか、求人紹介や職業訓練、面接対策を一律に行うハローワークなどしかありません。

 

100人いれば100通りの考えや、就活・転職の方法があるはずですので、私たちは、そんな頑張りたい皆さんのために、一人ひとりに真剣に向き合い、個別具体的なアドバイスを通して完全にオーダーメイドにキャリア・就職・転職をサポートしていきたいと考えております。

 

よく、この料金で商売が成り立つのかという質問を受けることもあります。正直なところ、今この仕事だけではまだまだ厳しいですし、ボランティア的な要素も多分に含まれています。

しかし、私たちのようないつでもどこでも頼れる街のキャリアセンター的な位置づけの、真の意味での就活・転職エージェントサービスが市場に増えていけば私たちも嬉しいですし、そのような世の中に変えていきたいと本気で思っています。