面接対策について、質問を想定すれば50にも100にも及びますがが、大事なことは来た球を100正確に打ち返すことではありません。
今日は、民間企業と公務員のそれぞれにおいて、面接でよく聞かれることについてお伝えします。
■共通項目
・転職理由(既卒者のみ)
・志望動機
・自己PR
・長所と短所
・学生時代(職務経験)において頑張ったこと(成果)
・これまでで最大の困難と乗り越え
・チームで役割を果たし貢献した事例
・ストレスやその対処法について
・最近気になったニュースとその理由
・入社(入職)して実現したいこと
・当社(当自治体)の課題と改善策
・今後のキャリアプラン
・自分の強みをどのように活かせるか
■民間企業で聞かれること
・就職活動(仕事選び)の軸
・働く上で大切にしている考え
・自ら目標設定し成果につなげた事例
・新規事業についてアイデアはあるか
・アルバイト経験について(新卒)
・挫折経験とそこから得たこと
・5年後、10年後の自分(将来像)
・今日のニュースで何が気になったか
■公務員で聞かれること
・公務員として大切な心構え
・これからの公務員に必要なことはなにか
・選ばれる自治体となるためにどうすべきか
・現代社会や世の中について思うこと
・当時自体の行政サービスについてどう思うか
・なぜ地元の自治体ではなくうちなのか
・解決不可能な理不尽な要求をされたらどうするか
ざっと挙げましたが、民間と公民で一律に切り分けることができないのが実情です。民間でも応募者が新卒か既卒かにもよりますし、公務員と言っても国家や政令指定都市のような大規模な自治体か、市区町村のような市民窓口を有する自治体かによっても異なるからです。
あくまで参考程度に、共通項目だけは必須と捉え、どのような角度から問われたとしても、自分の中にある自己概念。つまり物事や事象の見かたやとらえ方といった理念や価値観を明確にしておくことが、志望動機や転職理由につながります。ただし、
・うまく受け答えできなかったり、準備してきた質問でなかったりした場合には言い訳や知ったかぶりはせず、素直に非を認めて誠実にお詫びしてください。
咄嗟の機転の利かせ方や瞬発力は見ているものの、謝罪も大事なコミュニケーションだからです。