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自分に合っている企業に素の自分で挑むという戦略

題名をみて、このどこが戦略なのか?

と思いませんでしたか。

 

実は、これは十分に戦略的なのです。

 

参考:

 

にも書きましたが、企業によって欲しい人材像は異なります。

 

例えば、金融業界、特に銀行系においては、お金そのものを扱うというビジネスの特性上、審査やルール、手続きを厳格に守る性格が求められます。

アドリブや融通といったものは必要ありませんし、お客様にNO!ということにストレスを感じる優しすぎる性格だと向いていないともいえます。

 

もしあなたが「自他ともに認める優しい性格で、協調は得意なタイプ」だとしたら・・・

 

あなたは、きっとメーカーに好まれるでしょう。

メーカーでは、俺が俺がというタイプより、縁の下の力持ち的な人材が重宝されるからです。

他には、ITシステム系の会社でSIerの営業や、医療系なども選考の通過率は高いでしょう。

 

逆に「自分が一番、前に出て目立つのが好き、いつも勝ち負けにこだわりたい競争大好きタイプ」でしたら、証券会社の営業マンや人材会社の営業が向いていると思います。

リクルートメディアを販売する代理店なら、一発合格ですよ。笑

 

参考:

 

最悪なのは、自分ではない何者かを演じてしまうパターンです。

 

上記にあるように、あなたは「自他ともに認める優しい性格で、協調は得意なタイプ」だとします。

 

そんなあなたが、

・メガバンク

・総合商社

・大手証券

・人材系の企業

の面接を受けても、おそらくなかなか通過できないと思います。

採用担当からしてみれば、「うちっぽくないな」は一目瞭然ですから。

 

こういう業界や企業選びをして、落選を重ねてしまうとどういう精神状態になるのでしょうか?

もちろん、ブルーにはなる。

それは当たり前です。

ブルーになった就活生がとる行動は一つです。

 

「演じてしまう」んです。

例えば、面接で一緒になったデキそうな学生の雰囲気、OBOG訪問した優秀そうな先輩の雰囲気、選考で登場してきた面接官のアツいトーク、これに影響を受けて、自分を演じ始めてしまう。

とにかく演じてしまえば、受かるのではないかと錯覚してしまう。

例えば、競争や勝ち負けにこだわる、力強そうな自分を無理やり演じてしまう・・・。

これが悪夢の始まりです。

 

本来の自分ではないので、選考の場ではすぐに見抜かれてしまいます。

結果、落選を重ね、何を話せばいいのか、どう伝えたらいいのかが、わからなくなってしまいます。

そして、自信を失い、就活自体に消極的になっていくというパターンです。

 

処方箋は一つ。

自分に合った業界を見つけることです。

 

企業や組織に入れば、配属先によって上司や同僚も変わります。(当たり前ですね)

サラリーマンであれば、異動もあります。(これも当たり前ですね)

大手や全国に支店のある企業であれば、転勤もあるでしょう。(地域限定採用もありますが、転勤が多い企業はたくさんありますよね)

 

ですが、企業のカラー(社風)は、業種や顧客、ビジネスモデルによってある程度規定されますので、大きくは変わりません。

落選を重ねてしまう方は、この社風に着目し、自分がフィットする業界や企業を探すことに一番時間を使うべきです。

 

だから、自分に合っている企業に素の自分で挑むという戦略が有効となるのです。

 

就活は情報戦ですが、その情報は、

・どこの企業では、こんな質問をされた

ESの設問はこれだ

・今年はインターンの採用枠が増えそうだ

というつまらない話ではなく、この企業のカラーは、こういうものだという自分なりの体感値を得ることに時間を使いましょう。

 

就活でうまくいかないと感じたら、ぜひこのことを思い出してくださいね。