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「第一志望群です」ってなんじゃそれ!

他社の選考状況を、ESや面接で聞かれたことはないでしょうか。 

 

圧倒的に御社が第一志望だとしても、その企業一本しか受けていない人はほとんど居ないと思います。

 

どこから内定をもらえるか分かりませんし、必ずその企業に入れる保証もないので、他社を受けることは当然の行動であり、それは人事も分かっています。

 

そこで、

「他にも◯◯という軸で、◯◯ 業界と◯◯業界を受けています」

 

という文脈になるかと思いますが、たまに面接をしていて違和感なワードが、

 

「御社は第一志望群です」

 

というフレーズ。

 

第一志望群って言い方、なんかすごい上から目線に感じませんか?

 

それこそ、本音と建て前をうまく使い分けることができていない人の、マニュアルや先輩からステレオタイプ的に覚えた人の表現力だなと思います。

 

恋愛にたとえるなら、「あなたのことは大好きで、付き合いたいレベルの第一群です」と言っているようなもの。

 

失礼極まりないです。

 

「第一志望群です」と言ってしまう人に限って、私の強みは相手の立場になって物事を考えられることです、と言ってきますが、全く相手の気持ちを想像できていません。

 

この、第一志望群という言い方は、言われた側(企業)としては、

「そりゃあまぁ、他にも受けてる企業はあるんだろうけど、社会人として適性低いな」と思います。

 

もし、言い換えるならば、

 

面接官「うちの志望度はどの位ですか?」

 

学生「はい、もちろん第一志望です」

 

面接官「他にはどこを受けてますか?」

 

学生「はい、◯◯、◯◯ という考えを軸に、◯◯業界と◯◯ 業界を主に見ています。」

 

面接官「それなら、うちよりも◯◯業界や◯◯ 業界の方が向いてるのでは?」

 

学生「はい、仰るとおり◯◯という軸で言えば、◯◯業界のみならず、◯◯や◯◯、◯◯メーカーなども視野に入れて活動しています。

特に、◯◯メーカーであれば、自分が関わったモノが世界中の方々へ高い日本の技術力を証明できますし、自分の働き方として充実感も高いと考えます。

しかし、モノづくりを通じて高い技術力を世界へ発信していくという点においては、貴社の事業領域におけるとりわけ◯◯事業部門の◯◯◯◯と、 ◯◯分野における◯◯◯◯を◯◯◯◯することで社会を変えていく可能性がある働き方に関しては、他業界(他社)には無い強みであり、、」




という流れで、

いったん相手の話は肯定しながらも、それでも「御社が第一志望である」ことを、持論で展開していくというロジックになります。




社会人としての資質、素養、場の状況を嗅覚でとっさに嗅ぎ分けて本音と建て前を使い分けられない人は、今から練習してください。




相手の立場になって考えるならば、「第一志望群」と言われるよりも、「圧倒的に第一志望です」と言われた方が、あなたが人事ならどちらを採用したいと思いますか?



変なアドバイスには惑わされずに、常に相手の気持ちや立場を考えて文字や言葉を表現してください。