多くの企業選考が進み、1次面接、2次面接と進んでいくにしたがって、前回何を話したか、どんな質問をされたかを忘れていきます。
当然ですが、受けっぱなしでうまくいく人はほとんどいません。
面接においては、必ず受けたあとの内容を振り返るようにしてください。
◆結果の良しあし以上に自分の感じ方が大事
企業は、
・あなたは活躍できそうか?
・仲間としてやっていけそうか?
という視点で見ています。
「仲間としてやっていけそうか?」については、自分たちの(企業の)カルチャーとうまくマッチするかという部分ですので、たとえ本人が優秀であっても、「その会社っぽく」なければ、通過できないことあります。
(入社してからカルチャーマッチしないより、選考中に相性が分かった方がよっぽどマシです)
落選したときは、お祈りメールがくるぐらいで、実際にはどんな理由で落選したかはわからないと思います。
ですので、自分の感じ方が大事です。
<記録の取り方>
面接終了後は、そのまま開放感にひたりたいのもわかりますが、なるべく記憶が鮮明なうちによくできた点や改善点を記録しておきましょう。
自分なりに気づいたポイントをまとめておくだけで、反省点を次につなげることができるでしょう。
下記のような記録の付け方がいいと思いますので、参考にしてみてください。
◆記録例
<日時>
2017年4月2日(日) 14時~14時30分 ※予約13時30分
<出席>
学生2名、面接官2名(40代ぐらい)
<質問内容>
① あなたが、学生時代に最も成果を出した経験を教えてください。
(自分の回答とやりとり)・・・
② 当社を希望したきっかけについて教えてください。
(自分の回答とやりとり)・・・
③ 具体的にやりたい仕事内容について教えてください。
(自分の回答とやりとり)・・・
<具体的な反省点> ※チェックポイント
◆コミュニケーションのメモ例
・自分なりに伝達できたか?
⇒
・話し方は一方的ではなく会話として成立していたか?
⇒
・話す時間やスピードは適切であったか?
⇒
◆ネガティブチェックのメモ例
・服装は問題なかったか?(スーツ、バッグ、シャツ、靴など)
⇒
・姿勢は問題なかったか?(猫背、しかめ面、腕組み等の態度)
⇒
・フレッシュさ(ハキハキしていたか?元気の良さは?)
⇒
<その他メモ>
・予約時間は13時30分だったが、30分待ってスタート。この会社は毎回30分程度待たされる。選考の後に予定をいれるときは少し余裕をもった方がよさそう。
・昼ごはん後は少し調子がでないので、できれば午前中の回がいいかも。
・社員同士がよく会話していて雰囲気がよさそう。
◆結果 ※この項目は企業から連絡がきたら記入しましょう
・連絡が来た日時
・結果
・次回の選考内容
自分自身で検証・評価(PDCAにおける「C」チェック)しておくことで、次回の選考に必ず活かせるはずです。