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20代で圧倒的に成長したい人だけ読んでほしい

面接選考時に、「御社で成長したいです」という人がいます。

企業は学校ではありませんが、利益を上げるために社員に教育投資をしますが、そもそも会社に入った人は、どのような手段によって仕事ができるようになるのでしょうか?

 

◆能力を引き上げる方向は大きく3方向

1点目は、OJT(オン・ザ・ジョブトレーニング)です。

仕事を通じて経験を積み、仕事ができるようになっていきます。

 

2点目は、OFF-JT、いわゆる研修です。

階層ごと(新入社員研修やマネジメント研修)や任意の研修(自ら手をあげて参加する研修)、社内推薦で留学したり夜間スクールに通う学びなど、多様な種類があるのが特徴です。

 

3点目は、自己啓発です。

社員に資格習得やOAスキルを自習を促しスキルを付けてもらうというものです。やる人はやるし、やらない人はやらないのがこの自己啓発でしょう。

企業は、一部の教育費用を負担してあげることで後方支援する場合もあります。

 

◆最も効果的なのはOJT

ビジネス能力を引き上げるのに最も効果的な方法は、OJTです。

上司や先輩社員、同僚からの学び、様々な取引先や関係者と仕事をしながら成長していきます。

いくら座学のOFF-JTや自己啓発に励んでも限界があります。

実践して学んでいくというPDCAサイクルを回していくのが一番です。

では、どんなOJTを受けられるのか、これについて考えてみましょう。

 

◆成長したい人のための3つの選択肢

1.職種別採用している企業を受けてみる

OJTで学んでも異動をくり返すとキャリアに一貫性が持てない可能性もあります。

「自分はこの分野で勝負していくんだ!」というのが明確であれば、自分の適性を見極めた上で20代のうちに職種別採用を目指すのがいいでしょう。

 

もちろん、異動を前提とした日本型の採用もわるくありません。

こちらで詳細は記述していますので、ご覧ください。

参考:

日本型採用もわるくない!

http://blog.livedoor.jp/shukatsu_advise/archives/12534397.html

 

営業職は非常に専門性の高い仕事ですが、わざわざ職種別採用で応募しなくとも営業マンについては求人募集が豊富にありますので、この項では除外します。(営業については、当ブログでもたくさんの記事を書いていますので、検索窓から「営業」で検索してみてください)

 

たとえば、マーケティング部門や財務・経理関係のプロを目指すというのも大事な考え方です。

外資系企業は新入社員から職種別採用をしていますが、新卒採用では異動を前提としている日本企業も中途採用では職種別採用がほとんどです。これは日本企業でも中途入社=即戦力を求めるからで、その後のキャリアのステップとして異動はあるかもしれませんが、入社後すぐに想定以外の職種に配属される可能性は少ないと思われます。

 

2.中小企業への就職

中小企業は、大企業ほど機能が複雑に分かれていません。

部署が細かく細分化されており、その会社独自の仕事がたくさんあるというよりも、多能工的に業務をこなす必要があります。

中小企業での数年の経験は大企業のペーペーでは経験できないほど、幅広い仕事内容です。

大企業の中で大きな仕事の一部に取り組んで地味に成長していくか、中小企業で仕事の全体に関わることで多能工となり大きく成長していくかは一考の価値があります。

なお、中小企業で幅広い経験を積んで成長実感を得た後は、その会社で偉くなっていくか、もしくは仕事の規模や同僚のレベルに物足りなければ、大企業への転職にチャレンジしていけばいいと思います。

 

3.あえてブラック気味な企業で頑張る

ブラック企業の定義ですが、給料が安く、従業員を酷使するサイコパスな組織としておきましょう。

 

ブラック企業といっても多様ですが、

・儲かっているか(ビジネスモデルが洗練されていて、儲かる仕組みがしっかり構築できているか)

がポイントで、これがしっかりしていない企業には入らない方がいいでしょう。

 

儲けている企業であれば、たとえ労働時間が長かったとしても、その仕組みの中で濃厚な経験を積むこともできます。

多くの企業は、企業ブランドもありませんので、営業マン含めて独力で仕事を受注していく力が求めれます。

考え方によっては、サバイバル能力を高められる企業も存在するのが、このブラック企業の世界です。

 

これらの企業では、大量採用を前提としているため、大企業のようにライバルとなる同僚のクオリティーはそこまで高くありません。

とりあえず採用して、もし使えなければ辞めていくしかないという雰囲気です。

社内の勝ち組と負け組がはっきり分かれていくシビアな世界ですが、もしあなたが将来、起業したいのであれば、この選択も実はアリです。

 

事前にインターンシップやOB/OG訪問で取材し、できればアルバイト等で実際の雰囲気も知ったうえで、起業したあとに最も必要とされる顧客を開拓する力(営業力やスキル)が養えると思えればチャレンジしてもいいでしょう。

 

相手(企業)が使い捨てのようにハードに社員を扱うのであれば、その力学をしたたかに利用し、自己を成長させる糧にしてしまうのも、また戦略です。

 

企業としては儲けているが、ひたすらにハードな仕事は、必ず独自のノウハウや学びを得られる経験があります。

若いうちにこういった経験を積むことで、20代とは思えない能力を蓄えることができるでしょう。 

ただし、企業風土・社風が合わない(カルチャーマッチしない)のであれば、どうしようもありません。

最低限、その会社で働く人と性格的に合いそうかどうかは見極めた上で、チャレンジしてください。

 

◆ブラック気味な企業へ応募する場合の注意点

何度もいいますが、社風が合っていても儲かる仕組みができていない企業・利益を出していない企業では、学びが少ない可能性があります。

 

儲けていない企業は、そのビジネスモデルが陳腐化・崩壊しつつあり、それを人力でなんとかしてしてしまっている場合も多いのです。

ここの見極めは大事ですが、一方でその判断が難しい場合もあります。

内定をもらったけれども、ブラック企業なのかな?という方は、ぜひ一緒に企業分析をしましょう。相談お待ちしております。

 

20代で学んだこと、経験はその後のキャリア形成に大きな影響力を持ちます。

30代以降で取り戻せることもありますが、何事も最初が肝心です。

今回は「20代で圧倒的に成長する」という視点で、考え方をご紹介しました。

他者にとっては選択肢にすらならないことが、もしかしたらあなたにはベスト・チョイスとなる可能性もあります。

人気ランキングなどに惑わされず、自分なりに戦略的に将来を見据えて就活や転職活動に取り組むようにしてください。