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目立った肩書やエピソードより大事なこと

先日の記事
 

 

では、目立つような肩書やエピソードよりも、企業が知りたいことは別にあるという話をしました。

 

大事なのは、「あなたが仕事で活躍できるか?」という視点です。

面接官の立場で聞かれるのは、あなたが経験してきた内容です。

 

具体的には、

・取り組みにあたって、まず最初に何をしたか?

・どう考えて行動をしてきたか?(状況ごとの思考プロセス)

・時系列ごとの具体的な行動事実

・他者との関わり方、やり取り

・結果

となります。

 

行動レベル、思考様式、チームワーキングといったところが表現ポイントとなります。

 

自分なりに頑張ったと思う体験を中心に思い出すと感動系のエピソードになってしまいます。

感動したとか思い出深さではなく、行動のレベルを意識して話すテーマを選択しましょう。

行動レベルについては、下記の記事で詳しく触れていますので、参考にしてください。

 

参考:

 

面接官が聞いてくる順序は、おおむね以下の通りです。

 

1.あなたが学生時代に取り組んだことで、一番成果が出たものをおしえてください。

2.その成果を出すために、まず最初に何を取り組みましたか?

3.取り組む上で、何を考えましたか?(ゴールイメージや意図を確認)

4.その次に、どんな行動とりましたか?(時系列で事実を確認)

5.他に工夫したことや自分なりに考えて取り組んだことはありますか?(行動レベルの確認)

 

このような形で進めていきます。

行動レベルを意識して、表現できるようにまとめておくことが有効となります。

伝えるべきは、行動プロセスについてです。

結果は、運や前任者の仕込みが自分のタイミングでたまたま実った等の、ラッキーパンチがありえますが、行動プロセスは再現性がある点が特徴的です。

再現性のある行動であれば、きっと自社に入社しても活躍できるのでは?と企業は聞いてくれるのです。

 

考えは嘘をつけますが、行動事実は嘘をつきにくいです。

採用のプロに時系列でメモをとりながらヒアリングされたら、ほとんどの人は嘘を言突き通せないでしょう。

このような面接手法をコンピテンシー面接と言います。なお、この面接手法は、警察の事情聴取に似ています。

 

採用の場では、これらの質問形式が出てくることも多いです。

事実を確認するのがコンピテンシー面接なので、そもそも対策は立てにくいのです。

ただし、少なくとも取り組みテーマについては高い行動レベルを発揮したエピソードを選んでおく必要があるのは間違いありません。

 

そのためには、十分に過去を思い出しておくことが肝心で、その意味で自己分析は大事なのです。