説明会と同時にセットでGDを同日開催する企業も増えてきています。
企業が初期の選考において考えている本音は、次の通りです。
説明会でたくさん学生が来ているし、せっかくだから対面で判断しておきたいな・・・でも、たくさんの学生と集団面接するわけにもいかないよね。
けど、なるべく多くの学生をふるいにかけたいよなー。
ぶっちゃけ、イケていない学生は早期に切っておきたいし。適性検査代は一人数千円かかるしさ・・・。
GDなら、良い学生の発掘はそこまでできないけど、ダメな学生はわかりやすいから効率よく絞り込めるよねー。
という感じです。
ムカつきましたか?でもこれが本音なんですよ。
企業がGDを好む理由として、GDは自社の商品やサービス、企業理念をテーマに設定することが可能で、その企業らしさや独自色を出しやすいという点もあります。
(一方、個人面接は、経験の深堀をしていくので、どの企業でも似通っていきます)
そのGDですが、実際に選考する立場から学生を観察してみると、何回参加しても落選するだろうなーという人がいます。
◆GDにおけるNGパターン
例えば、以下のような感じです。
・超消極的で自分から発言することがない
・行われている議論について否定的な態度をとるが、自分なりの代替案はゼロ
・他者が話している時に全く話を聞いていない(配布資料を読んでいたり、違う作業に没頭している)
・GDの目的を全く理解していない(言い負かすことだと勘違いしている)
つまり、発言の内容以前のところで、落ちている学生が必ずいます。
◆GDに限らずNGパターン
・不潔(服が汚すぎる、爪がものすごく伸びている、髪がボサボサ等)
・マナーがなっていない(失礼な言動、肘をついて話し続ける等)
・時間感覚が全くなくダラダラと話し、時間を消費し続ける
などです。
程度にもよりますが、ここは直さない限り、一勝もできないと思います。
(あまりに基本的なことなので、同級生はきっと注意してくれない、注意してくれない部分でもあります)
◆GDの面接官視点
ディスカッションとは「最善解を模索する手段」です。
採用担当は、ディスカッションにおけるプロセスをみています。
具体的には、
・思考力(論理的に考え他者に説得力を持って伝達できているか)
・協調性(異なる立場の人たちに対して適切に働きかけているか)
+
・ネガティブチェック(最低限のマナーや清潔さ等)
の3点です。
自分が参加したGDの後は、これが出来ているかどうか振り返りましょう。
出来ていなければ、次回に活かし、就活のPDCAを回すようにしてください。
ビジネスは、相手のニーズやウォンツに応える行為です。
採用側が何を求めているかをおさえた上で、GDに参加してください。
では、就活がんばってくださいね!
参考:
GD評価の学生◯×チェックポイント
http://blog.livedoor.jp/shukatsu_advise/archives/12353738.html