· 

体育会出身者は有利なのか?

今回は、体育会出身者以外には、関係のない内容です。

 

就活中に、体育会好きな企業の噂を聞くこともあるでしょう。

実際に、採用実績を知ると体育会の学生を好んで採用しているところもあるわけですが、学歴フィルターのようなものがあるわけではありません。体育会ではない人はほぼ落選するということはないでしょう。

 

一部のスター選手(オリンピックに出場したとかマスコミに大きく取り上げられた選手)はもちろん、体育会は就活で好まれる傾向がありますが、どこにメリットを感じるのでしょうか?

 

◆外見面のメリット        

一般論として、運動をしてきた学生は、体型バランスがよく姿勢がいいため第一印象がよくなります。

特に男子学生にいえるですが、スーツは胸囲(胸筋)があると、しっかりと着こなせます。

映画に出てくる欧米系ビジネスマンのスーツ姿がかっこいいのは、手足の長さだけではなく、胸筋があるからです。

当然ですが、面接は、言語情報だけではなく視覚情報も伝わります。第一印象で貧相に見えないというのは、大事な要素です。

 

ただし、これはスポーツ系のサークルや自分でジムに通って体を鍛えている人にも言えるわけです。体育会ならではということはありません。

では、他にどのような要素が体育会にはあるのでしょうか?

 

◆ネットワークのメリット

スポーツ系のサークルと体育会組織の大きな違いはネットワークです。

部活は、OBOG会(以下OB会として表記)による組織があります。

サークルで、卒業後、数年経ってからふらっと立ち寄って歓迎されるところはほとんどないないと思います。学生から見ても、「誰この人」という感じで、いきなり先輩面されて来られても困るだけですよね。

 

体育会のOB会では卒業生名簿を作っているのが普通です。所属する学生は就活時に先輩にOB訪問もしやすい環境が整っています。

同じ大学といっても、たくさんの人数がいるわけで、単に大学や学部が同じということでは優しくしてくれることはありません。

ですが、部活の後輩は特別です。OB訪問を快く受けてくれる場合が多いでしょう。

ただし、これは非体育会の部活動でも一緒ですね。では他に違う点は何か?

それは次に説明する経験です。

 

◆経験

年齢や年次を意識する日本社会において、序列を守り、先輩後輩の関係を保つことを是とする体育会組織での経験を活かせるのは間違いありません。

(社畜的伝統ととるか、日本の美徳ととるかは、議論の対象とはなりません)

 

具体的には、以下の内容があります。

 

<礼儀面>

・挨拶や返事(+元気の良さ)

・後輩としての立ち振る舞い(年の離れたOBや先輩とともに時間を過ごしてきたため、自然と鍛えられています)

 

<取り組み>

部活では、勝利するという目標に向かって頑張っています。

そこでは、身体面の強化、メンタル面のケア、試合に向けたコンディションづくり。チーム競技であれば、チームワーキング。多数の選手が在籍する組織であれば、レギュラーを勝ち取るための行動。目標達成のために、長期間没頭した経験など。

 

スポーツは戦略的に取り組まないと才能だけでは勝ち上がれません。

体育会での活動においてPDCAを回してきたことは、就活においてもわかりやすく伝えやすいエピソードとなります。

これらの経験に対して、強く魅力を感じてくれる企業は多いです。

 

◆体育会はよい点ばかりなのか?

筋肉バカという言葉がありますが、当然ですが全員に当てはまるわけではありません。

そもそも、何をするにしても、よく考えて効率取り組まなければ、思い通りの成果は上げられません。

筋肉バカというのは、理系=対人能力が低いといった偏見に近いイメージの話でしかありませんが、体育会であることで、得られることもあれば当然得られないこともあります。

 

・忙しすぎるという点

6日練習、日曜日が試合ということもありえますので、バイトすらできません。濃厚な経験ともいえますが、ともすると部活関係者以外に知り合いが少ないバランスの欠いた学生時代を過ごすことにもなります。

留学などにも行くこともできませんし、オフシーズン以外は長期の海外旅行も無理でしょう。

 

・マゾ文化に染まる可能性

体育会の中でも硬軟ありますが、例えば、応援指導部(いわゆる応援団)のような超硬派な部活に所属すると、年功序列的価値観がDNAレベルで刻まれます。

そこで培った「上司や先輩の言うことは絶対」という価値観を持って働き始めることは、その後の仕事への取り組み姿勢にも大きく影響が出ます。

そして、言われたことをただ愚直にこなすという価値観だけで頑張ってきた人も中にはおり、そのまま働いてしまうとうバカだと思われてしまいます。(←これが筋肉バカと言われる理由と思います)

 

・俺たち(体育会)は素晴らしいという価値観

体育会の学生比率は10%もいません。大学によっては5%程度です。

少数側で頑張ってきた人は、マジョリティーを下に見てしまうこともあるでしょう。(理系でもそういう人いますね)

その価値観だけで過ごすと、多様な人との付き合う機会をロスしてしまう可能性はあります。社会では、理系も文系も体育会も非体育会も活躍しているわけです。広い視野を持つことは重要ですよね。

 

参考:

https://job.career-tasu.jp/2017/features/athlete/realdata/

 

体育会で頑張ってきた人は、自己PRなどのエピソードで語るべきものを持っていると思います。

ぜひ今までの活動をプラスにつかってくださいね!

 

では、就活がんばってください!!