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ES即通!5分で分かる志望動機の作り方

◆目的は相手(企業)と自分のマッチング証明

志望動機は、業界・企業や仕事の理解を深めているかをチェックするためにあります。

熱意を示すとは、熱く夢を語る事ではなく、正確な業界・企業・仕事理解の事です。

 

また、自分の強みを客観的に把握し、その強みを貴社の仕事にこのように発揮し活躍していけるという仮説を立てながら表現するものが志望動機の本旨です。

 

 参考 
その志望動機が人事の心に刺さらない理由 
 

◆あなたが好きと一方的に言われても困る

企業は、自社の事を褒めちぎられるような美辞麗句を並べられても、困ります。それは、私はこれだけあなたの事が好きなんだ!と一方的に熱弁しているだけの単なる気持ちの押し付けであり、相手の知りたい事や相手の気持ちを全く汲み取れていません。

 

相手に本気である事を証明するために、自分からセミナーやOBOG訪問で得られた未知の情報を伝える事は有効です。


しかし、すでに企業の採用情報やパンフレットに出ている既存の情報から言葉を拾ってきてつなぎ合わせただけの文章を表現しても、相手の心に当然刺さりません。

 

 

◆夢や成し遂げたい事はどうでもいい

志望動機は、企業と自分のマッチしているのを証明する事が目的なのに、なぜ唐突に夢や成し遂げたい事を書くのでしょうか。

聞かれてもいない事を書くというのは、理解力や読解力が疑われます。

 

 

では、志望動機はどう作るべきか。

 

 

《ポイント》

%は文章全体の文字量配分

 

1.企業の特徴や業務理解を端的に示す(45%

・競合他社と何が違いどの点に優位性を感じるのか

・業界動向踏まえ業務で要求される能力はなにか

 

2.自分にその能力がある事を証明する(45%

・自分の強みが仕事に活かせるという仮説を元にどのように活躍できると考えるのか

・その能力は過去どのような経験で身についたか

 

3.その他(10%

・セミナーやOBOG訪問をした行動事実をアピール

 

 

◆どうやって組み立てるか実践

 

〈例〉

本業という概念に縛られることなく、繊維はもちろん住宅・化学の新たな強固な2本柱に加え、近年強化しているヘルスケア分野への注力・拡大。このように、時代や顧客需要に合わせて事業領域を柔軟かつ迅速に変幻させ、利益配分バランスを重視しながら事業を拡大・成長させていく姿勢に共感し志望しました。(企業の特徴)

また、私が志望するヘルスケア部門における営業職は、社内外へ向けた対話力および顧客の課題解決に向けた真剣に相手の気持ちになり、真意を聞き出す関心力が要求されると考えます。

そのためには、自分本位な押しの営業スタイルでは無く、顧客に対してじっくり真意や情報を引き出しながら時間をかけて関係を構築していくこと。そして、その積み重ねにより相手の要望で交渉のテーブルが実現できるようにしていく、そのプロセスが重要だと理解しています。(業務理解)

それにおいて私は、約70名を統括するテニスサークルの渉外として、コート確保や練習試合などの各種調整や、サークル内での人間関係の調整において常に間に立ってきました。そこでは、自分の主張の前に、まず相手の意図、主訴、真意を聞き出す事に徹してきました。それで損する事もありましたが、相手のためになるなら構いませんし、次はコートを譲ってくれる事もあります。

また、内部の人間関係調整においては、どちらが悪いとジャッジするわけではなく、わたしは完全に聞き役となり、仲裁もしません。当事者同士が自主的に解決するまで寄り添います。私が居るだけで安心してもらえることが価値であると考えるからです。それぞれの気持ちを押しつけがましくならないように引き出し、求められた時のみ助言を行い、立ち位置を確実なものにすることができます。(過去の事例)

このような私の引きの対話力と調整力を貴社の個人および法人営業における利害の絡む交渉場面や難航する判断・決定の状況において良い条件を引き出すために活かすことができると考えます。(自分の強み)

実際、OBの方にお会いし、仕事の大変さや交渉における困難な状況において必要とされる能力を伺い、私の強みを活かせると考えております。(その他)

 

 

ESはギリ通過、志望動機としては65

これは、バランスの良い配分で相手の特徴や業務の理解、そして自分の強みをアピールできています。単純に、会ってみたいなと思わせる伝える力や熱量は感じます。

 

しかし、点数的には65点です。

 

基本構成や方向性は間違いではありません。そして、抑えるべき要点は抑えているものの、

・業界における業務理解がまだまだ浅い

・企業の社風などの特徴を抑えきれていない

・過去の行動事実をかいつまんで盛り込んでいるだけ

・自分の強みの目次・あらすじのような表現になっている

 

という部分において35点マイナスの、

65点です。

 

 

これは、何度も第三者から添削をかけてもらい、ブラッシュアップして表現力を磨いていく必要があります。

*自分の強みを企業の求める能力にどう活かせるか。

 

そして、それを

*過去の生々しい実体験を根拠に、明確にその企業において継続的に常に利益を出し続けることができる再現可能性がある人材であるか

 

それらを簡潔に表現してください。

 

文章における表現力向上は、我らの専門特化領域です。

 

いつでもご相談ください。