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第一志望です!嘘っぽくない本命就活  

 

最近では告白するための本命チョコというよりも、義理チョコというよりも、友チョコよりも、日頃の感謝の意を込めて関係者にお渡しする「よろチョコ(今後もよろしく)文化」がメジャーになりつつあるバレンタインデー。

 

今日はそんな日に、企業にあなたが本命である事をどう伝えるのか考えていきたいと思います。

 

◆一方的なあなたが好きは怖い

その企業を受けている時点で、その企業の扱う製品やサービスを愛している事くらい人事は把握しています。

絶対的に第1志望であることを示すために、他社ではダメな理由を回答すべしと指南する情報もありますが、それも違う気がします。

 

まず、「好きだ」という気持ちを伝える事が目的ではないという事です。 
好きというよは、自分は、
あなたに「向いている」という事を過去の行動事実で証明するという事です。
 

・貴社の商品を昔から愛用していて、、

・貴社の手がける施設は独創的で、、

 

というオベンチャラや綺麗事を聞きたいわけではなく、応募者はどういう人で、企業の利益にどう貢献できるのかを知りたいだけです。
 

貴社の手がける製品やサービスが好き、愛用というのはあくまで「きっかけ」に過ぎませんので、それら製品やサービスの供給者目線に立ち、営業としてどう成果を上げられるのか示してください。

 

そもそも、相手が好きだの前に、あなたどんな人なの?今までどんな行動してきたの?というのが気になります。
 

一方的に本気なんです、と突然言われても冷静さ、説得性に欠けますし、若干怖いし重いです。

 
 

◆本当に私のこと好きなの?

とはいえ、なぜ企業が志望動機を尋ねるのかというと、どの程度本気で受けに来ているのかを確認するためです。

業界のリーディングカンパニーならまだしも、なぜ業界5位の弊社なの?という疑問は人事としては当然持ちます。

 

そこで、業界1位の志望動機と同様な事を伝えても、

 

・それ使いわましのセリフでしょ

・本当にうちの事好きなの?

・うちは本命じゃなくて他に好きな相手がいるんでしょ

 

と思われるのが関の山です。

 

そうならないためにも、

 

・(1位も狙ってるけど)あなたにも本気なんです!

 

という気持ちを示すために、その企業の特徴や強みをきちんと把握し、ESや面接で回答できるようにしておく必要があります。

 

その際、採用HPから引っ張ってきた企業理念や社員の言葉から良さそうな単語や熟語を引っ張って切り貼りしただけの志望動機は見抜かれるので注意です。

 

業界の特徴を把握した上で、

・その企業の、その営業職で要求される能力、スキルはなにか。

それは、

・仕事のどのような場面で必要とされるのか。

 

ここまで想定しておく事が必要です。

そして、そこから見えてきた能力やスキルを、自分の過去の経験から身につけた強みと結びつけ、だから利益に貢献できるのですというロジックで、相手の事が本気である、本当に向いているという事を示してください。

 

◆セミナーやOBOG訪問で一気にたたみかける

ある程度、自分の強みと相手の能力のマッチングを過去の行動事実で証明できた後に、最後に落とす最高のテクニック、最後の熱意を伝えるひと押しとして有効なのが「セミナー参加と、OBOG訪問」です。

セミナーは、他の学生も参加していますから、それだけでは差別化になりません。
しかし、聴く姿勢において、業務理解を前提とした能動的参加をしている人は、自然と
全体質問で手を挙げます 
そこで、さらに自分の強みが本当に業務で活かせるのか確認できますし、副次的効果ですが、
顔も覚えられる事でしょう。 
丸腰でセミナーに参加しても全く意味がありませんが、自分なりの「ここで活躍できるために必要なスキル」という仮説を立てた上で、積極的な姿勢で参加すれば、それは効果的なセミナーです。

 

OBOG訪問にも、全く同じことが言えます。

自分なりの疑問、仮説、問題意識や不明点を洗い出し、どんな場面が想定され、どのような難局に遭遇し、その際どのような知識な能力が必要なのか。それらも徹底して仮説を立てて、全てOBOGにぶつける。その繰り返しで得た内容が、「あなたに本気な理由」を行動で示せる事に繋がるのです。

 

ただ、これらセミナーやOBOG訪問については、それ自体が目的となってはいけません。

なぜなら、本来は業務理解が目的なはずなのに、相手企業への本命度を示すためにセミナーやOBOG訪問をしている事をPRしても、その行動は付け焼き刃的で心がこもっておらず、ポイント稼ぎのせせこましいPRの材料であるに過ぎないと相手に見透かされるからです。

 

これらは補足的に位置付けて、本命度を証明するには、あくまでも業務理解に関する仮説と検証の繰り返しです。

 

それによって得られた自分なりの回答を、堂々とESの志望動機や面接で自身の強みとマッチングさせて伝えてください。

 

あなたが好きだ!

 

と根拠もなく勢い任せに伝えるのではなく、企業データや数字だけでもなく、
きちんと行動事実から判明した分析結果を元に、客観的に相手にあなたが相手に「向いている=活躍できる」事を証明し、本気の愛を伝えてください。