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20代で活躍できる企業って、どうなのよ?

当ブログでは、応募者のために応募者の視点で書いています。

今回は、よくリクナビやマイナビで企業がアピールしている、20代で活躍できる企業の実態について考察します。

 

年金支給年齢の引き上げにより、65歳を定年とする企業が増え、その後も再雇用していく時代となりました。

大卒入社しても、40年以上働く時代です。

そういう時代で、最初の10年弱で活躍できてしまうのはどのような企業なのでしょうか?

 

社会人の経験(年数)と能力(活躍して結果を出す)という関係を考えると、20代で活躍できる仕事は、次の3パターンです。

 

① 経験と能力の両面をあまり求めれない企業

徹底化したマニュアルが存在する企業です。

 

経営者が考えた事業活動にそって、定型的な業務がメインとなります。

仕事の大部分がマニュアル化されているので、できる人とできない人の差があまりないのが特徴です。

こういう職場では、仕事上のストレスを感じることもなく、また過度に忙しい仕事もほとんどありません。

ただし、他者に代替可能であるという性質もあるため、やりがいを感じられるかは人ぞれぞれでしょう。職場にアルバイトも多いはずで、一般的に高い給料は期待できません。

なお、この仕事で過度に忙しい場合は、ブラック企業と表現されることが多いです。

 

② 成長著しいベンチャー企業

できたばかりの企業では、何も仕事ができない状態であっても即戦力として動き回ることが要求されます。

目まぐるしく数年を過ごしていく中で、まさに転んで覚える型の超OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を求められます。

毎年、採用人数が一定数あれば、20代で部下を多数抱えマネジメントの仕事を経験することもあるでしょう。

企業が安定的に成長していければ、ラッキーなキャリアとなる可能性もあります。ただし、一般論として企業が急成長を目指す過程では、社員のやりがいやワーク・ライフ・バランスはないがしろにされる可能性も大いにあり得ます。

ここは自身の価値観と照らし合わせて判断した方がいいでしょう。

 

③ 経験は数年で充分、あとは個人のセンスやキャラクターで勝負する企業

営業する売り物が決まっており、販売代行をメイン業務とする企業です。

具体的には外資系生命保険会社であったり、他にはリクルートのようなメディアを販売する代理店(系列や子会社)、光通信のような通信系の販売代理店がこれらに該当します。

 

セールス用のマニュアルや営業トークがあり、その中で規定の売り物を個人の力でセールスしていくため、経験があれば売れるというよりは、営業マンとしての個性を前面に押し出していくような仕事です。

新規顧客の開拓がメインとなる仕事でもありますが、もし、これらの仕事に向いていれば、20代で大きな結果を出し出世することもできるでしょう。

 

売れる人は売れて、売れない人は全然ダメというのが特徴です。

これらの会社の多くは、インセンティブ制度も充実しているので、高い業績を

上げられれば、結果として個人で稼ぐことも可能です。

活躍できている人にとっては、数字達成のプレッシャーはありつつも、居心地がよく感じられます。

一方で、いわゆる「勝ち組と負け組」がはっきりついてしまう勝負師の世界でもあります。

もし不向きだと感じたら、しがみつかないでキャリアチェンジを考えた方が、幸せなキャリアを築ける場合もあるでそう。

これらの会社は、「インセンティブ制度」「社内表彰制度」が充実しており社員を引き付ける努力をしていますが、離職率が高いのが特徴です。

企業をチェックする際はこれらの視点でみてみるのもいいと思います。

 

20代で活躍しにくい業界というのはあるのか?

世の中には20代ではなかなか活躍しにくい仕事もあります。

多くの人脈や知識、数々の経験を蓄積した結果、取り組めるような業務です。複数の企業を取りまとめて外国でプロジェクトを推進する商社の仕事、プラント開発、メガバングや証券会社のM&A業務、大手メーカーでの商品開発等が、その種類の代表的仕事といえます。

 

人生は長いのです。

働く時間も長いのですから、ゆっくりじっくり自分のキャリアをつくっていくのもまたアリです。

価値観は人それぞれですが、30代でも40代でも成長し続けられる、そういう仕事探しの視点もあるということは忘れないでおいてください。

 

では、就職活動・転職活動がんばってください!