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企業説明会で注目すべき、たった一つのこと

新卒採用においては、本日(31日)よりエントリーが可能となり、各社のESを受け取った方も多いと思います。

 

企業説明会は、本日よりオープンになりました。

みるべきポイントを改めて解説します。

 

◆企業説明会の目的とは?

企業は説明会を開くことで、

・学生に興味を持ってもらう

・学生にエントリーしてもらう

のが目的です。

 

たくさんの質の高い応募者に集まってもらいたいわけですから、自社の良いところや特徴を説明するのが主です。

 

◆学生側が陥りやすい罠

企業説明会では、プレゼンテーター(話し手)に興味がいってしまいがちです。話し手が主役となるのである程度は仕方がありません。

 

しかし、

・なんとなく楽しそうな仕事があるな!

・仕事ができる社員が多くてカッコイイ!

・なんだか教育にも力を入れているみたいだし、エントリーしてみようかな!

こんな感想だけ持ち帰ってきたのでは落第点です。

 

企業は、

・学生に興味を持ってもらう

・学生にエントリーしてもらう

という目的があるため、エグイ仕事や企業のマイナス面については、高らかにいうことはありません。

そこで、企業説明会とは別に事前に予習すべき項目があります。

 

◆企業説明会に参加する前に何を知っておくべきか

・売上と利益の推移

・社員数と拠点(本社と支社)

・ビジネスモデル(誰が顧客で、どのような事業で売上をあげているのか)

・事業の種類(どのようなビジネスモデルがあるのか)

ここらへんは最低限、押さえておきましょう。

 

さらに興味をもった場合は、IR(投資家向けに開示された情報)や社長のインタビュー記事があればそれもチェックしましょう。

ブラックな匂いがする企業は、会社四季報などで離職率を調べてみるのも手だと思います。

 

◆これだけはおさえておきたい!

特に、ビジネスモデルを理解していないまま、なんとなく楽しそうと思ってしまうのは危険です。

「顧客が誰で、どのような事業で、どういう営業方法で売上を上げているのか」についての理解がないまま、選考に突入してはいけません。

 

採用をするということは、誰か人が足りないからです。

入社後は、当然、売上が多い事業に配属される可能性が高いわけですから、どの事業はメインなのかを理解しておいたほうがいいと思います。

 

◆よくある勘違い

・とある企業説明会に参加した所、人事の話で環境関連のビジネスにも取り組んでいることを知った

自分は環境分野について研究するゼミにも所属している

自分に向いているかも。この仕事をやりたい!

 

ちょっと待ってください!!

その企業において、環境に関する事業は、コアビジネス(主となるビジネス)でしょうか?

それとも、説明会で人事がオマケで話した端っこの方の事業でしょうか?

もしかしたら人事は、自社の多様な取り組みを伝えたくて話したのではありませんか?

そして、その環境ビジネスは儲かっているのでしょうか?

 

変にマニアックなところに共感したところで、そこに配属される可能性がほとんどなければ、意味のないやりたいことや志望動機をつくりあげることになりますよ。

 

特に本業で儲けているかどうかは大事なポイントです。

例えば、不動産の賃貸収入で稼いでいるTV局や大手新聞社があることをどれだけ理解していますか?

本業が何かをキチンとおさえておきましょう。

 

我々は資本主義の世界に生きており、企業は営利活動をしています。

企業における慈善事業はイメージ戦略や結果であって、それ自体を目的にはしていません。目的は事業を通じて利益を上げ社会に貢献することです。

 

そして、採用では、ずばり「稼げそうな人材」「自社の事業に貢献できそうな人材」を求めています。

よって、企業の商品やサービスの理解だけでは不十分なのです。

企業がどのように収益を上げているかに着目するようにしましょう。

 

どのように稼いでいるかは、企業説明会で詳しくは語られません。

それよりも、「各部署の社員紹介」や「とある社員の一日」「どんな仕事があるのか」といった内容をアピールする方が、学生に興味を持ってもらえるからです。

 

ですが、その内容だけでは、企業の本質は見えてきません。

どのような顧客がいて、どのように稼いでいるかについて理解することで求められる人材や社風が必ずみえてきます。

 

このブログの読者には、これから参加する説明会でそれを取材するようにしてください。

 

では、就活がんばってください!