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転職者あるあるQ&A(その3)

・大手企業は、ほとんどホワイト企業?

そうとは限りません。一般的に製造業における大企業の定義は301人以上となります。(業界によって異なります)。大企業は雇用や収入が安定しており、福利厚生等待遇面も充実していることが挙げられますが、一概には言えません。ハラスメントやサービス残業など昨今問題化している労働環境の諸問題は、大企業で起こらないということはありませんし、そもそも何をもってホワイト企業というのか、(あるいはブラック企業と定義するのか)ということを前提として考えなければ、世の中の企業のほとんどが何等かのブラックを抱えています。ですから、あなたが働くことや企業に対して何を優先し、何を諦め譲歩できるのかを十分に考慮した上で、業界ランキングの上位ではなく下位まで満遍なく見渡していくことが、あなたの可能性を広げ、効率的で短期間で終了できる転職活動につながると思います。

 

・転職理由ってどこまで本音で伝えればいいの?

転職は、「他責」ではなく「自責」です。転職希望者が企業に中途採用枠で応募する際に、必ず聞かれるのが転職理由です。皆さんよくありがちなのが、人や環境のせいにして、自分勝手な都合で理由を述べているケースです。転職を決意するわけですから、もちろん100%前向きな転職理由にはならないことは人事も十分承知しています。しかし、自分の思い通りにならかった(想像と違った、やりがいを感じられない、人間関係等)場合に、人や環境のせいにする、いわゆる「他責」で転職理由を述べる方が少なくありません。

そのような、誰もが経験する理不尽で不満足な状況の中でも、改善のために自分が出来る120%のことを努力し尽くしたのかが問われます。不満や文句を言うだけでは、次の企業に入社したとしても、また同じ理由で辞めてしまうのではないかと思われてしまいます。

 

全ての言動と行動の責任は、自分の責任であることを前提し、状況改善のために努力したことを明確に伝えた上で、それでも変わることがなかったという中で、苦渋の選択の上で転職を決意したというロジックが必要です。人や環境のせいにするのでなく、自分が変わろうと努力したか、環境改善のためにアクションを起こしたのか。転職を決める前に一度じっくり考えてみてください。