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まだ間に合う!「準備ゼロ就活生」がすべきことまとめ  

就活に向けて色々とやらなければならないことは何となく分かっているものの、なにから手をつけて良いものか、漠然とした悩みを抱えている人もいるでしょう。

 

◆就活準備ですべきことは大きく分けて4

 

1.筆記試験(SPI)

2.文章作成(履歴書・ES、志望動機等)

3.社会を知る(業界研究、企業研究、OB訪問等)

4.面接(グループディスカッション、集団・個人面接等)

 

一気に全て取かかろうとすると収拾がつかなくなるので4つに分類し、順序立てて計画的に進めてください。

 

①筆記試験対策は最優先!

優先順位としては、上記、1~4の順番です。

どうしても、自己分析や企業研究、面接対策といった方にフォーカスされがちですが、毎年筆記試験で多くの学生が必死に費やした業界・企業研究の時間を無駄にしています。つまり、せっかく本を読み、ネットで調べ、社会人にもお会いしてインターンシップに参加したにも関わらず、第一関門である筆記試験の足切で落ちてしまうケースでがとても多いです。

 

まずは、自分の就職活動における筆記試験対策がどれだけできているのか、大学内で開催されるSPI対策講座や模試などを受験し、今の学力を知ってください。それで、あまりにも解けなかった場合には、自分のやりやすい方法で、毎日少しずつでも良いので問題を解く習慣を身につけてください。通学中や、授業の空き時間など、普段の生活の中に筆記試験の勉強を1日10分でも、週3回でも構いませんので、具体的な数値目標を立て、取り組んでください。目安は、金融業界で約5割、商社で約8割、メーカーで約7割くらいを得点できることです。業界や企業により、出題傾向が全く異なりますので、SPIが殆ど解けるようになったからと安心してはいけません。業界別で頻出している試験種を中心に、継続的に学習し続けてください。

 

参考

筆記対策はSPIだけじゃダメ?!公務員と民間併願について

 

②履歴書・ES作成と業界・企業研究は並行的に

筆記試験の準備を、日々の生活の中に組み入れて習慣化していくことを前提に、次にやるべきことは、文章力の向上と、業界・企業研究です。

よく、自己分析は重要と言いますが、前回の記事でも伝えたように、自己分析とは、机に向かって心理テストを行うような内的行動を指すのではなく、外部、つまり社会へ実際に足を運び、あらゆる業界や企業のセミナーや社会人の方々と接していく中で、自分の能力や特性をどのように活かすことができるのか映していく「外発的作業」のことです。

 

参考

そのやり方合ってる?「自己分析」の落とし穴

 

ですので、自己分析という言葉に捕らわれずに、まずは、実践ありきで興味のある業界や企業からで構いませんので、ネット等でインターンシップや採用選考スケジュールの情報収拾を行い、実際にエントリーシートを提出してください。
その際、自分1人で作成したものには客観的視点が含まれおらず、落とされる可能性が高いため、必ず第三者チェックをしてもらってください。(大学のキャリアセンターや、我々のような就活アドバイザーをうまく活用すること)。
この文章のやり直し作業が、今後のESの通過率を各段に上昇させます。面倒な作業ではありますが、
文章力向上は、自己分析を深め、説得力のある志望動機を完成させ、面接の選考でもその文章が台本となり力を発揮する重要な作業です。

筆記試験同様、日々日々ブラッシュアップしていってください。

 

 

③業界・企業研究はネットにも出ていない生を情報を得る作業

業界研究、企業研究というと、四季報や日経新聞を片手に、机に向かって財務状況や売上のセグメントを調べたり、という「勉強」的なイメージを持たれている人が多いです。これらの作業も業界の動向や企業の特徴を調べる上で有効な手段ではありますが、それで全てが網羅できるわけではありません。」前回での記事でもお伝えしたように、業界研究・企業研究とは、ネットや本、パンフレットに出ていない情報を、企業セミナーや働く社会人の方々へ質問することで情報を収拾していく作業のことを指します。
その中で、「実際の仕事・業務の流れや中身」を理解することで、自分がその業界、その企業のメインストリームである仕事(主には営業職)に向いているかどうか確かめる作業です。

 

これは、すなわち自己分析にもつながります。自己分析とは、社会を知り、業務を知ることで、自分の適性や能力が、その業界に向いているかどうかを知る作業とイコールだからです。
かといって、ただ漫然と、疑問も持たずにネットに掲載されている採用情報を調べずに、受け身でセミナーを聞いていても、業界・企業研究しているつもりになっているだけであり、全く意味がありません。
自分なりに業務の流れに疑問を持ち、仮説を立てた上で、不明点や仮説を検証する位の気持ちでセミナーやOBOG訪問、社会人訪問で質問をする、ということを心してください。

 

 

参考

業界研究・企業研究は「仕事理解」を深めること(1/2

業界研究・企業研究は「仕事理解」を深めること(2/2

 

 

④面接対策も実践あるのみ!模擬面はそこそこに

筆記試験の勉強を最優先にしながら、自己を知り、働くを知り、自分の適性や能力をある程度ターゲッティングできたところで、いよいよ面接となります。この時期にはウィンターインターンシップがありますので、経団連に加盟していない外資企業やIT業界・ベンチャー企業などは、本選考に入っている企業もありますが、まずは、インターンシップに応募し、場慣れしておくことを勧めます。
ESではどのような質問項目があるのか、グループディスカッションはどのような雰囲気で行われ、面接ではどのような緊張感の中で実施されるのか、という本選考の一連の流れを把握できますし、企業の雰囲気、いわゆる社風もある程度感じ取ることができます。

 

就職支援の手厚い大学では、学内で模擬面接を行うところも多いですが、一度位は経験しておいても良いかもしれませんが、実践を勧めます。模擬面接ではフィードバックをメモしておくに留め、それをインターンシップのや本選考に活かしてください。
なぜなら、模擬面接はあくまでも模擬であり、学内で行うケースが多く、「現場の緊張感が欠如」しているからです。
実践を重ね、場慣れしていくことが重要ですので、本命の業界や企業へいきなり臨んで玉砕するよりは、選考の早い企業で言い方は悪いですが面接練習してください。100の模擬面接より1の本面接の方が有効です。

 

ちなみに、話の得意、不得意の前に、身だしなみや第一印象ですぐに落とされる人も毎年多く居ます。
スーツのしわやシャツのよれ、髪型という基本的なところから、無意識にあごやほほを触るくせがある。貧乏ゆすりをしている、視線が定まらない、全体的に体が微動しているなど、細かい点は自分では気がつきません。面接においても第三者チェックは欠かせませんので、大学の模擬面や、我々にもご相談してください。

 

参考

面接における、瞬殺タイプとは?

 

◆なにか特別か資格やスキルが必要だと思ってませんか?

自分は体育会でも無ければ、留学経験も無い。コンビニでアルバイトしていただけで、取り立ててアピールできる材料も無い、肩を落としている人も居るかもしれません。もちろん、PRできる材料がたくさんあるに越したことはありませんが、採用側の視点から言わせていただくと、別に部活に所属していたり、留学やボランティアをしていたりするから有利なんでことはありません。
ましてや、何か特別なスキル、例えば、TOEICや簿記や秘書検定など、資格を持っていれば選考に有利、ということもありえませんし都市伝説です。

 

選考は、総合評価であり、人物評価ですので、全ての場面において万能な資格はありませんし、持っていたとしても、あくまでそれは武器になる程度で、大きく選考のジャッジメントに関わってくる要素ではありません。
今からなにか特別な目立つ資格を取ろうと思う位なら、一日でも早く、筆記試験の勉強を始めてください(もう、少し遅いくらいです)。

 

面接では、自分の行動の特性・特徴を、過去の事実から証明し、その特徴や能力が、相手(企業)の求める人材にマッチするか双方が確認するための作業です。
ですので、輝かしい記録や、華やかな体験談で自慢することや、自分やしたいこと、やりたいことといった希望・願望を述べることは、相手(企業)が知りたいこととマッチしていません。
選考とは、企業と私(自分)の商取引なわけですから、独りよがりの商品(自分)説明や押し付けにならぬよう、相手(企業)が何を知りたいのかということに想像を巡らせ、自分の特徴を把握し、簡潔に伝えることを意識してください。

 

参考

これから就職活動はじめる方に(新卒採用編)

 

 

◆あなたは必ずなにかの天才である

自分にはなにを強みもPRポイントも無いと思っていたら、そのような商品(自分)を買いたい(採用したい)と思う企業は出てきません。

生まれてから現在に至るまで、様々な経験をしてきた中で、リーダーとして目立った行動はしていなかったかもしれないけれども、
・誰も気づかない地味な作業を率先して行える人
・誰も気づかないような些細な相手の挙動も敏感し察知できる人
・ただそこに居るだけで安心感を与えることができる人

もいます。

 

あなたは、自分でその魅力に気づいていないか、自分で自分の評価を低くしているだけで、なにかに必ず秀でているので心配ありません。

これまで一等賞や一番、リーダーとしての役割や、素晴らしい成果物が無かったとしても、必ずPRできるものがあり、どこかで1番優秀・有能であることを、我々はこれまで10年以上の採用・就職支援の経験の中で知っています。

 

自己を振り返り、経験を棚おろしする際には、文章に起こすことから始まるかと思いますが、一人で書いていても筆が進まなかったり、自分のマイナスポイントばかりに意識が行ってしまったりするので、自己分析(文章作成や業界・企業研究)は必ず第三者に相談してください。

 

ポイントとしては3つで、

 

(1)主体的に取り組んだこと

 

(2)頭を悩ませながら取り組んだこと

 

(3)投げ出したい程苦労しながら取り組んだこと

 

繰り返しますが、なんの才能も特徴も強みも無い人はいません。
我々プロが1万人以上と関わってきた絶対的な回答です。一緒に見つけていきましょう。


自分ひとりで悩まずに、なにかあればWEBページからご相談ください。

 

それでは、就職活動頑張ってください。