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筆記対策はSPIだけじゃダメ?!  

 

本日は、民間企業の中でも地域社会貢献色が比較的強い地方銀行、信用金庫と、地方公務員である、各地方自治体(全国の市役所、東京都職員、特別区など)を比べてみます。

 

 

◆民間企業の筆記試験が近年、公務員試験化している

以前は、「とりあえずSPIだけやっておけばOK」みたいな風潮がありましたが、近年では試験種類がだいぶ増え、かつ難化・複雑化してきましたので、SPIだけでは通過しづらいです。

 

全体の傾向としては、リクルート社のSPIだけではなく、日本SHL社のCABGAB。さらに玉手箱もその出題シェアを伸ばしています。

 

また、このような従来からある試験種の枠組みを超え、時事問題も踏まえ、企業独自で毎年作成する試験が増えているため、なかなか対策がしづらい現状があります。

 

参考程度ですが、

・外資やコンサル、総合商社等大手中心
企業独自テスト&GAB(言語と計数および性格テスト)。論理的思考力を問われるような、判断推理や数的推理といった、公務員試験の「数的処理」的な試験が多い
 

ITSE業界
CAB
 暗算・法則性・命令表・暗号と、性格テスト)が比較的多い
 

・大手メーカーや金融業界
玉手箱(言語、計数、英語、性格検査)とヒューマネージ社のTG-WEB(同左)が比較的多い

 

参考 

SPIノートの会

http://www.spinote.jp/index.html

ワンキャリア

https://www.onecareer.jp/articles/234

 

 

全て把握するというのではなく、自分が志望する「業界の傾向」をおさえておいてください。就職支援会社がまとめた企業別ES出題内容や、筆記試験種類の一覧表は、各大学のキャリアセンター(就職課)の資料室にもあります。

 

筆記試験の非言語について、これまでは、速度や、損益計算、確率や集合といったSPIの基本だけおさえていれば応用がきいたのですが、このように公務員試験の教養試験の最大の肝である、「判断推理、数的推理、空間把握、資料解釈」といった、SPI試験から一歩踏み込んだ数的処理の範囲から出題され、ふるいにかける企業が増えてきました。

 

ということは、もともと公務員を目指し、数的処理の勉強をしていた方にとっては、今までの勉強を継続させながら、企業研究や自己PRなどの文章作成をすればよいので、この傾向はメリットですね。

 

一方、民間企業への就職一本で考えているほとんどの学生は、SPI試験だけやっていれば筆記試験は通過する、という考えは捨ててください。

 

公務員志望だから、民間企業志望だから、という線引きは無くなりつつあるので、いずれにせよ、早めに筆記試験の準備に着手しておくとよいです。