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残業論~おうちへかえろう~

「残業」。

 

皆さんは、この言葉にどのようなイメージや感情を抱くでしょうか。

 

 

・上司も帰らないし仕方なく、嫌々するもの?

・今日までに絶対終わらせてやる!という前向きなもの?

・給料少ないから残業代で稼ごうというよこしまなもの?

 

 

善悪や好き嫌いで語られる論調が多いので、読み手の皆さんがそれぞれ残業の持つ言葉を、
イメージしていただいた上で読み進めていただければ幸いです。

 

 

残業時間が少ないトップ100社ランキングが発表されました。個別の企業や詳細についてについては、東洋経済様の記事を見ていただくとして、業界別では 、最も残業時間が多かったのが、トップ3が建設業、情報・通信業、輸送用機器。一方、少なかったトップ3は、繊維製品、医薬品、化学だったそうです。

 


参考 東洋経済ONLINE

http://toyokeizai.net/articles/-/150528

 

 

就活生や、社会人の皆さんは、「できることなら残業の少ない会社がいい」と考えている方も少なくないと思います。

 

昨今は、ワークライフバランスの推進や、企業のCSR(社会的責任)が注目されています。また、過労死など様々な社会問題が顕在化しているため、企業側・雇用主に世間から非常に厳しい目が向けられていることは周知の通りです。

例えば、基本給の中に、1か月で何十時間分の残業手当が含まれているかなどの、労働条件を労働者に明示することは、使用者(雇用主)に定められている法的義務です。なにも知らずに、入社後に月間30時間の残業(残業手当)込みの基本給だったというったことが無いように注意してください。詳しくは別に機会に。



さて、結論を申しますと、

 

 

「仕事は成果を出すことが一義的目的であり、無用・無意味な残業はする必要が無い」

 

 

ということです。

 

 

・うちは人数が少なくて忙しいから、そんな悠長なことは言ってられない

・残業してしまうのはその社員が無能だからだ

・顧客サービス追求のためには仕方ないことなのだ

・営業は顧客ありきの納期だから仕方ない

 

 

いいえ、すべて理解できますが、すべて違います。
 

 

管理職が、業務を適正に分業・分担させれば、チームワーキングで乗り切れます。

働く側も、自身の業務のスケジュール管理と進捗や情報の共有を欠かさずに、属人的業務で一人ですべてを抱え込むような仕事にならないように改善し行動すればよいです。

営業職であるならば、時間給に縛られない、場所も勤務地に限定しないで成果報酬型に雇用形態を柔軟に見直すことも可能です。


打ち手はいくらでもあります。

 

そもそも、雇用主は残業代は支払いたくないのですから。

 

 

話は戻りますが、
 

残業は、絶対にその日までに成し遂げなければならない可及的速やかに対応すべき最重要案件・課題があれば、残って一生懸命やればよいだけ

 

です。

 

 

もちろん、日本が成長できたのは、お客様のために身を削って遅くまで働いてきた先人達がいるからであり、それ自体を否定はいたしません。

 

しかしながら、雇用形態も多様化し、優秀・有能な契約社員、派遣社員、アルバイトの方々がたくさん居る中で、それでも正社員の方が、「その日にどうしても残業をしなければ、製品やサービスの品質、顧客満足が落ちてしまう」なんていうことはないです。

 

無意味な残業など要らない。成果に対して残業代を支払っている。

 

 

この結論を前提に論考するならば、
 

 

あなた1人が残業をしたからといって、製品のサービス品質や顧客満足が落ちてしまうと思うことが、おこがましいですし、うぬぼれです。

 

 

つまり、
 

自分の残業という手段で挙動・言動をした行為が、その顧客を幸せにした、と思っているのではないでしょうか。

 

自社の製品やサービス品質を信じ、顧客を信頼しているのであれば、自分の力(残業したおかげ)で相手が幸せになったなんて、とんでもない誤解、勘違いです。
 

 

逆に、自分が関わった製品やサービス、顧客が、万が一、不幸になった時も、落ち込む必要はないと考えます。

 

なぜならば、その不幸な結果をもたらしたのも、幸せをもたらしたのがあなたでは無いように、その本人(顧客)の責任と結果だからです。

 

 

そこで提唱する残業論は
 

自社の製品・サービスを信じ、顧客を信頼し、自らはその自己責任において決められた時間内に、余計なことは考えず、果たすべき職務を果たし、終わったらとっとと帰ることです。


当然といえば当然のことです。
 

成果を求め、顧客の満足・利益の追求のためなら、残業だって当然するものだ、という考えは、その人、その経営者のおごり、うぬぼれ、自己満足が見え隠れしています。

 

 

それでも本当に無くならない残業地獄であるのなら、辞めて時間給のアルバイトや派遣社員を選択した方が幸せになれると思います。(個人的には、雇用が安定している正社員を勧めますが。)

 

 

その職場の愚痴や文句を言い続け、心労を抱えながら留まり続けることが、あなたの大切な人生な時間において、良いことだとは思えないからです。

 

 

もちろん、違法な長時間労働やサービス残業なんて論外ですし、稼ぎたいから残業を好きでやることも的外れです。とっとと早くうちに帰って家族サービスしてください。

 

 

残業しなければ、生活が立ち行かなくなるような現状であるならば、それは喫緊の課題ですので、転職のご相談に乗ります。

 

また、
 

残業するということは、その人材の職務能力が低いから、とは私は思いません。

たまたま、その仕事、その業界にあなたの個性、性格、行動特性が合わなかっただけです。

 

 

適性を見て、我々が適職へご支援致します。

 

 

誰にでも幸せになる権利はありますし、無能な人、才能の無い人なんてこの世いません。

 

 

それを引き出し、ともに並走して支援していくのが、私たち就活・転職アドバイザーです。